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身長は母親に似るという話を聞いたことがあります。母親が大きければ子供も大きくなるということですね。

その噂ってホントでしょうか?周りを見るとお母さんが小さくても身長の大きな子はたくさんいます。

今回は遺伝身長の求め方についてご紹介します。

遺伝身長は計算できる!

遺伝の要素だけを考えた場合の身長予測式があります。

遺伝身長の計算式については諸説あるのですが、そのうちの1つをご紹介します。祖父母の身長で親の身長を出してみたところ、私的にはこれが一番近いのかなぁと感じています。

男の子の遺伝身長 計算式

(父親の身長+母親の身長+13)÷2+2

計算例)父:175cm、母:158cmの男の子の場合

(175+158+13)÷2+2
=346÷2+2
=173+2
=175cm

父親と同じくらいの身長にはなる計算ですね。

女の子の遺伝身長 計算式

(父親の身長+母親の身長+13)÷2-11

計算例)父:175cm、母:158cmの女の子の場合

(175+158+13)÷2-11

=346÷2-11

=162cm

母親よりも4cm大きくなる計算です。

どうですか?計算してみましたか?

「まだまだ大きくなれる!」と希望が湧いてきた方もいれば、「えっ!これくらいにしかならないの…」とショックを受けた方もいると思います。ここで得られた遺伝身長は、あくまでも数字のみを考えた結果ですので、もし計算した遺伝身長が低くても落ち込まなくても大丈夫です。

身長における遺伝の影響は25%程度と言われています。

残りの75%は生活スタイルや栄養によって変わってきます。先ほどご紹介した食事や睡眠の部分を改善することで、身長が伸びる可能性はまだまだあります。逆に言えば、乱れた生活を送っていたり、食事が偏っていては遺伝身長に達することも難しい可能性も秘めているということです。

「お父さんが小さいから、お母さんが小さいから…」と考えている暇があったら、夜更かしをせずにしっかり睡眠を取り、運動もして、栄養バランスのいいご飯をしっかり食べることを意識して生活した方がよっぽど身長が伸びる可能性が高まります。

だって、75%は遺伝とは関係ないもので身長が決まって来るんですもん!もちろん遺伝で代々大きい家系の方もいます。(うらやましいです。)でも、うらやんでいても始りません。できることを継続していきましょう。

中学生はまだまだ成長期。例え今思うように身長が伸びていなくても、伸び代はたくさんあります。

特に男の子は18才くらいまではグングン身長が伸びますし、大人になってから身長が伸びる方もいます。ちなみに私の母は40歳を過ぎてから2cm身長が伸びて喜んでいました。

中学生なんてバリバリ伸びる可能性だらけです。

でも”可能性”で終わりにしてしまうのは、勿体無いですよね。遺伝以外の75%の部分を最大限に活用すべく、生活には気をつけましょう。

身長を伸ばす食事って?

中でも大切なのが食事です。人間は食べたもので出来ています身長を伸ばしたければ、食べる物にも気をつける方がいいのは言うまでもありません。

私は、子供の食事をつくる時にたんぱく質を意識しています。中でもアミノ酸の一種であるアルギニンには成長ホルモンの分泌を活性化させる働きがあります。多くの成長応援サプリなどにも入っています。

アルギニンはロイシンと言うアミノ酸と一緒に摂ると効果的なので、もしサプリを使う場合にはアルギニンとロイシンがセットで入っているものがいいですね。

アルギニンとロイシンは食事からも摂ることが出来ます。どちらもたんぱく質の元であるアミノ酸なので、簡単に言えば、たんぱく質の多い食品を摂ればアルギニンもロイシンも摂れます。中でもアルギニンの量が多い食品は、マグロやカツオ、鶏むね肉、牛の赤み、大豆食品などが挙げられます。どれもアスリートが好んで食べている印象のある食品ですね。

難しい計算をするのは面倒なので(以前は一食ずつ計算していましたが、飽きました…)、献立の全てに何かたんぱく質を入れることを意識しています。

お米にもたんぱく質が含まれていますし(アミノ酸スコア65の立派なたんぱく質です)、お味噌汁には油揚げや豆腐を入れれば簡単にたんぱく質が入れられます。メインのおかずは肉や魚、副菜にも高野豆腐やツナ缶・サバ缶、ちくわなどを使えばたんぱく質を入れることは難しくありません。

食事には、牛乳も添えます。

うちの息子は牛乳が好きではないので自分からは絶対に飲みませんが、コップに牛乳を入れて食事と一緒に出せば飲みます。

部活などのトレーニングでの疲労がある時には、肉と魚の両方が入った献立になるようにしています。

野菜はお味噌汁やスープにたっぷり入れれば、簡単に必要量の野菜を摂ることができます。あとはメインには必ずブロッコリーを添えています。ブロッコリーはビタミンやミネラル、鉄分などを多く含む野菜ですが、同時に野菜の中では多くのたんぱく質を含んでいる食材でもあります。

ブロッコリーは朝と夜に必ず使っているので、安い時に買って茹でて冷凍したり、安売りしていない時には冷凍野菜コーナーの冷凍ブロッコリーを活用しています。

(娘は夏になると冷凍ブロッコリーを冷凍庫から持っていき、解凍せずにブロッコリーを食べて喜んでいます。アイスの如く…我が娘ながら、変な子です)

毎日バランスのいい食事って難しい…

つらつらとちゃんと食事に気を使っているように書いてきましたが、正直疲れて動けない日もあります。カレーとかで誤魔化したい日もあります。

そんな時には、サプリメントに頼ることにしています。

365日、朝晩、休みの日はお昼ごはんまで完璧なご飯なんて作れません。もちろん真面目なママさんは作っている方もいると思いますが、私は基本的に面倒くさがりなので手抜きをしたい日もあります。

そんな時のためにお気に入りのサプリメントを探しておくと便利です

ネットで探すとたくさんの成長応援サプリが出てきます。あれって、どれがいいのかわからなくて困りますよね。

私は 成分マニアなのでニタニタしながら成分欄を読んでいるのですが、どれも似たり寄ったりな物が多いなぁという印象です。ドラッグストアでもアミノ酸サプリが売っていますが、成分の配合量もちゃんとチェックするようにした方がいいですね

小学生なら小学生に合ったサプリメントの方が安心ですし、中学生なら小学生向けの商品では今ひとつ物足りない印象もあります。

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