「成長期」真っ只中の中学生。
何か食べてもすぐにお腹が空いてしまいます。ウチにも中学生の息子がいますが、いつもお腹をすかせているイメージです。
食事を用意するこちらも大変ですよね…。
今回は、中学生が小腹を空いた時の対処法をご紹介します。
中学生がすぐにお腹がすくのはなぜ?
お腹が空いたと感じるのは血糖値が下がった時です。
脳は血糖値が下がると「大変だ!何か食べるんだ!」と指令を出します。
それが空腹感の正体です。
成長期の中学生は使われるエネルギーがとても多く、すぐに血液中の「糖」が枯渇してしまいます。脂肪のエネルギーになりますが、糖の方がエネルギーにしやすいので体に脂肪が余っていても脳は糖を要求します。
空腹の正体がわかったところで、さっそく中学生の小腹がすいた対策にまいりましょう。
中学生の「小腹がすいた」を解決!
朝食をしっかり食べていっても、3時間目にはお腹が鳴って恥ずかしいという子も多いのが中学生。
朝食の量を増やそうにも、一度の食事で食べられる量はたかが知れています。もしかしたら、睡眠優先の子は起きるのがギリギリなってしまい、朝食もゆっくり食べている時間がないかもしれません。
午前中の腹減り軽減には朝食の工夫が欠かせません。
たんぱく質を多めに食べる
忙しい朝は特におにぎりだけ、パンだけと炭水化物オンリーの食事になりがちです。
しかし、炭水化物だけの食事は血糖値が急上昇し、急下降してしまうためお腹がすきやすくなってしまいます。
お腹がすきにくい食事のポイントは、たんぱく質をちゃんと摂ることです。
そうは言っても、子供がちゃんと起きてこない日もありますし、毎日ちゃんとした朝ごはんを用意するのも大変。そんな時は、スーパーでコンビニや気軽に買える「サラダチキン」を常備しておくと便利です。
サラダチキンは1袋で25g程度のたんぱく質を取ることができます。サラダチキンを食べれば運動する中学生が1日に必要とするたんぱく質量の1/3を摂取することができます。
最近は、スティックタイプのカツオも登場しています。
↓こんなのです。
これなら時間がない朝も、ササッと魚を食べやすいです。
味も結構おいしいので、魚があまり好きでない息子も喜んで食べます。
よく噛んで食べる
よく噛むことも大切です。
食事をよく噛んで食べると、食事から効率的にエネルギーを作ることができるようになります。他の栄養素の吸収もよくなるので、噛む事は大切です。
食べた食事を無駄なくエネルギーにできれば、お腹の持ちもよくなります。
MCTオイルをプラス
油をとることで腹持ちをよくすることができます。でも、油を取るのは、健康面や体型への影響が気になりますよね。
そんな時にはMCTオイルです。
わが家では、朝のスープや味噌汁の中に大さじ1杯のMCTオイルを入れて飲ませています。
コーヒーにMCTオイルを入れる方もいますが、中学生くらいならスープに入れた方が飲みやすいと思います。
MCTオイルは酸化しやすいため、炒め物や揚げ物に使うことはできませんが、60〜80℃くらいならば問題ありません。
ちょっと冷めてきたスープに入れて飲むようにすると、オイルの酸化もなく摂取しやすいです。
見た目は油が浮いていて気になるかもしれませんが、飲んでみると意外と違和感なく頂けます。
MCTオイルで脂肪もエネルギーに!
最近話題になっているMCTオイル。テレビCMや雑誌の広告でも見かけるようになりました。
MCTオイルとは、100%中鎖脂肪酸で出来ているオイルのことを言います。
中鎖脂肪酸は一般的な油と違い、摂取するとすぐに運ばれ、エネルギー源として使われる特徴があります。脂肪分が太る原因となるのは、一旦溜め込まれてからエネルギーとして使われるためです。
MTCオイルならエネルギー源として使われやすいので、健康面や体型にも問題ありません。
むしろ、元々ある脂肪も燃えやすくする働きもあります。
これは、MCTオイルには筋肉中のミトコンドリアを増やす働きがあるためです。ミトコンドリアは脂肪を燃焼させてエネルギーを作り出します。
MCTオイル摂取
↓
ミトコンドリア(増)
↓
脂肪がエネルギーになりやすくなる
MCTオイルを摂り続ると、このようなサイクルが出来やすくなるのです。
太らないし、健康にもイイ(^^)
スポーツをする子供のパフォーマンスアップも期待できますね。
いつでも食べられる物を用意
さすがに学校で小腹がすいてしまったら給食やお弁当の時間を待つしかありませんが、自宅で空腹感を感じたときは「いつでも食べられる物」を常備して置くと便利です。
わが家のテーブルには、いつでも食べられる物を置くようにしています。
用意してある物はいつも違うのですが(スーパーで安かった物によって変わります)、この日は
- バナナ
- プルーン
- おやつ煮干し
- アーモンド
- みかん
- グミ
- 甘栗
煮干し、アーモンド、プルーンは腐りにくいので安い時に買っておき、いつも用意しています。
この日は用意していませんが、「するめ」もよく噛んで食べられ、たんぱく質も摂ることができるのでおすすめです。
うちの息子は煮干しとプルーンが苦手なので普段なら好んで食べませんが、腹ペコタイムなら食べます。
「空腹は最上の調味料である」とは名言ですね。
苦手だけど栄養のある物は、ぜひ腹ペコタイムを上手に利用して食べてもらいましょう。
「ただいま〜」と帰ってきた途端に「お腹すいたー!」の催促。
おやつを作っている時間も待てない時の時間稼ぎにもなります。
まとめ
お腹がすく正体は、血糖値の低下でした。
中学生の小腹対策は、朝食のときに
- たんぱく質をしっかり食べる
- よく噛む
- MCTオイルを摂る
などが効果的です。
最近はスーパーでもMCTオイルを購入できるようになりましたが、安く買うならネットがいいですね。
私も、いつもネットで買っています。
スーパーのMCTオイルはサイズが小さくて、割高なので毎日摂取するとすぐになくなってしまいますね…。
MCTオイルでの小腹対策は簡単で体にも優しいので、ぜひ試してみてください。
↓うちで愛用しているMCTオイルはこちらです。
ヤシの実由来のMCTオイルで、使いやすくて気に入っています。