牛乳嫌いの子供は意外と多いものです。牛乳にはカルシウムが豊富ですし、子供の体を作るために必要なタンパク質を手軽に補えるため、ぜひ生活の中に取り入れたい飲み物です。特に運動をしている子供には積極的に飲ませてあげたいところ。
子供が実際に牛乳嫌いを克服できたヒミツのドリンクレシピをご紹介します。
子供の牛乳嫌いを克服!?ヒミツの牛乳嫌い克服ドリンクレシピ
うちの息子と娘も牛乳が苦手です。アレルギーがある訳ではないのですが、牛乳の味は好きではなく、なるべく飲みたくないそうです。2人ともサッカーをやっており、平日も休日も関係なく毎日サッカーの練習に向かいます。
忙しいからこそ、しっかりした体を作るためにはカルシウムも必要なので牛乳を飲んで欲しいのですが、なかなか飲んでくれません。スーパーでミロを買ってきたり、ココア味のプロテインなども試しましたが続きませんでした。
そんな時に、スーパーで見かけたのがメロン味のカルピス。
牛乳をメロン味のカルピスで割ってみたところ、牛乳が全く気になりません。牛乳嫌いの子供も思わず「おいしい〜」とおかわりするほど。
味としてはかき氷アイスのメロン味に似ています。練乳部分を牛乳で表現している感じです。メロン味のカルピスを牛乳で割るだけなのですが、最も飲みやすい比率だと感じたレシピをご紹介します。
【材料】
・カルピス(メロン味)15ml(大さじ1)
・牛乳 80ml
【作り方】
カルピスと牛乳を混ぜるだけ。
最初はこのレシピくらいの割合が牛乳臭さがなくて飲みやすいと思います。少し甘いと感じり、慣れてきたら20mlくらい牛乳を足して(牛乳100mlにして)ください。
普通のカルピスよりもメロン味のカルピスの方が、牛乳の匂いや味が気になりにくいです。ブドウやパイナップル、オレンジなどのカルピスも試してみましたが、メロン味のカルピスが一番牛乳を飲みやすくすると思います。ぜひ試してみてください。
以前ご紹介した【黒蜜きな粉牛乳】もおすすめです。ぜひ試してみてください。
牛乳は熱中症予防にも効果的だった!
牛乳に含まれるアミノ酸の一種である『アルブミン』には、血液に水分を送りやすくする働きがあることが研究によりわか理、牛乳を飲むことで熱中症対策にも効果が期待できるとこがわかってきました。
牛乳の代わりに豆乳で代用するという方法もありますが、豆乳と牛乳ではカルシウムの量が全く違います。100gあたりのカルシウム量は、豆乳が15mgなのに対して牛乳は110mg。カルシウムアレルギーではないならば、子供のうちは牛乳を飲ませてあげたいですね。
カルシウム補給と一緒に意識したいのが普段のお米。毎日のご飯を発芽玄米にするだけで、栄養がかなりアップするので、子供の成長にいいことはもちろん、運動量の多い子供にも意識してあげるといいと思います。先日サッカーのJ1チームのクラブハウスの食堂の見学をする機会があったのですが、そこでも発芽玄米が出ていました。
運動の質は体を作ることでアップします。サポートできる食事の面は、できるだけ気を使ってあげたいですね。
それでも子供の牛乳苦手が克服できない場合…
牛乳が飲みやすくなるレシピをご紹介しましたが、それでも牛乳が苦手で克服できない子はいます。そんな時には無理に牛乳を飲ませようとはせず、別の方法でカルシウムやたんぱく質を補給すればいいんです。
まずは
- 牛乳全てが苦手なのか?
- シチューやスープなどに加工してあれば平気なのか?
- スイーツに使ってある分には平気なのか?
など、お子さんの牛乳嫌いがどのレベルなのか把握してみましょう。スイーツなら平気ならスイーツに牛乳を使ってみるのもいいですし、シチューやスープに加工すれば平気なら食事に使えばいいのです。