「子供がおかずばかり食べて、ごはんを食べなくて…」
そんなお悩み、ありませんか?
私は3人の子供を育てていて、この問題に頭を悩ませていた時期もありました。
逆に、
「ごはんばかり食べて、おかずを食べない」
ということもあります。
子供は気まぐれなので、同じ子でも気分によって違うこともしばしば…。
今回は、おかずばかり食べるお子さん、またはごはんばかり食べるお子さん対策をご紹介します。
おかずばかり食べるのは悪いことではない!
子供がおかずばかり食べていると心配になってしまいますが、あなたがちおかずばかり食べることが悪いとは言い切れません。
最近、大人のイライラの原因には、炭水化物ばかり食べていることが挙げられています。
あくまで大人を対象にした研究結果なので、子供に当てはまるとは言い切れませんが、炭水化物ばかり食べていると個人的には不安も感じています。
カラダをつくっているのはたんぱく質です。子供の成長にもたんぱく質は必要不可欠。
おかずばかり食べているお子さんに関しては、たんぱく質は十分にとれているはずなので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。
もちろんバランスよく食べることを教えることも大切です。
でも、ガミガミ言うのは逆効果になることもあるので、「おかずだけじゃなくて、ごはんも食べてくれるとお母さんは嬉しいなぁ」とさりげなくIメッセージで伝えるのがオススメです。
白米ばかり食べるのはNG?
炭水化物ばかり食べていることでイライラしやすくなるとお伝えしましたが、気になるのは「白米ばかり食べる子供は心配な状態なのか?」いう事ですよね。
私の個人的な意見ではありますが、パンばかり食べているのはあまり良いとは言えないかなぁと思っています。
パンを選ぶ場合には、ライ麦パンや全粒粉を使ったパンの方が望ましいですね。
白い炭水化物よりも茶色い炭水化物を選ぶと健康にいいことがわかっています。
では、白米はどうか?
白米はパンよりは良いと思っていますが、やはり白いお米よりも、玄米など茶色のお米の方が栄養価が高いです。
お子さんに玄米は食べにくいので、わが家では発芽玄米や雑穀米をよく食べています。
⇨子供でも食べやすい発芽玄米を見つけました!【発芽玄米活用法】
お米が大好きなお子さんの場合は、おにぎりにしてしまうのがオススメです。
鮭や焼肉など、大好きなごはんの中にたんぱく質のおかずを具として入れておけば、食べてくれることも多いです。
食欲がない時も小さめのおにぎりなら食べやすいようです。
おやつを活用する
食事の時間に食べムラがある場合には、おやつに摂らせたい栄養素を取り入れるのがオススメです。
おかずを残す時のおやつ
おにぎり、うどん、フレンチトースト
私は、最近おかずばかりでごはんを食べていないと感じた時には、おやつはおにぎりにしていています。鮭や焼肉のタレで炒めたお肉を具にすれば、たんぱく質も一緒にとれるのでさらに栄養アップできます。
逆におかずを残すことが多いと感じる時には、おやつにゆで卵をプラスしたり、お肉たっぷりのお好み焼きにしたり。
野菜不足かな?と感じ時のおやつ
野菜たっぷりスープ、お好み焼き(野菜多め)
スープにすると野菜が柔らかくなって食べやすくなるので、野菜が苦手でもパクパク食べてくれるお子さんも多いです。
スープに野菜の他、お肉や卵を入れれば更にGOODですね。とろみのあるスープの方が食べやすい方には、コーン缶(クリームタイプ)を使った『中華コーン卵スープ』がおすすめです。
簡単にサッと作れて、疲れて食欲がない時も食べやすく、コーンの甘味でほっとできる一品です。
子供はその時に必要な栄養をよく食べたがる
お菓子などを食べたがるのは別ケースですが、子供は自分に必要とする栄養を好む傾向があるように思います。
うちの子供たちは、好んで食べるものがコロコロと変わります。「肉!肉!」と言っていたかと思えば、数ヶ月すると「米!米!」と言い出したり、フルーツを好んで食べるようになったり、苦手だったはずの牛乳ばかり飲んでいたり…好みの変化が激しいです。
でも、これって後から振り返ると、その時に必要な栄養を体が欲していたのだと思うようになりました。
長男の時の経験を元に、長女を観察したり、今3歳になる次男を観察してみましたが、好むものはその時の成長に必要なものです。
わが家の末っ子はちょっと前までミルクココアにハマっていました。そして不思議なことに、お昼寝前や夜に欲しがることが多いのです。
ココアにはリラックス効果があるので、寝る前に飲むと安眠効果が期待できたりします。ココアにハマりだしたのが、上の子の習い事の送迎でバタバタしだした頃。きっと次男にはゆっくりできる時間が足りていなかったのでしょう。たまたまココアを飲んだら気持ちがラクになった経験から、同じタイミングでココアを欲しがるようになったのだと考察しています。
次男の食の好みの変化によって、心のSOSを聞くことができたと思っています。そんな想いをさせてしまったことに反省はしつつ、子供の生活を観察することで得られる情報もたくさんあることに気づかされました。
子供の食の好みは、年齢や生活習慣によって変わることも多いです。子供の好む食事の傾向をみることで、子供の成長や子供自身すら気づいていないカラダの声を聞くことが切るのです。
まとめ
お子さんが「おかずしか食べない」「ごはんしか食べない」「野菜を食べない」と、私たち親は心配になってしまいます。
でも、子供は必要な栄養素はちゃんと摂っていることも多いです。
小児科の先生や保健士さんに伺ったところ、体重や身長などが年齢の平均値より大きく外れていなければ発達には特に問題ないことが多いそうです。神経質になりすぎず、「ちょっと足なりないかなぁ」と思った栄養素は、お子さんが一番食べる時間帯にうまく組み込むことで調整することができます。
深刻にならず気楽に捉えつつ、うまく栄養を摂らせてあげられる方法が見つけていきたいですね。
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