子供の好き嫌いが多くてイライラ!やって良かった対策【マンガ】

子供の好き嫌いが多いとご飯を用意しているこちらはイライラ。子供3人分のそんなイライラと戦いつつ、だんだんと「コレはいける」と感じる【子供の好き嫌いを減らす】コツもわかってきました。
今回は、わが家の好き嫌い対策をご紹介します。

子供の好き嫌いでイライラ!でも…

これはわが家の実話です。長男はとにかく食べるものにうるさいです。今はブツブツ言いながらも食べるようになりましたが、小学生低学年くらいまでは気に入らないものは全く食べないので大変でした。

偏食っこの長男のため、調理の仕方を工夫したり、味付けを変えてみたりしたのですが、食べてくれずイライラはつのるばかり。

給食も残すと学校の先生からお話があったり、クラスでも小柄な体格も私がしっかりご飯を食べさせないからだ…と自己嫌悪に陥っていきました。

それから5年以上の月日が経ち、今思うことは頑張りすぎる必要はない!ということです。

そう思えるようになったきっかけは、サッカー元日本代表の福田正博さんのトークショーに行ったことでした。

福田さんはトークショーの中で、
一生懸命子供にご飯を食べさせなきゃと、躍起になる必要はないと思う。結局は身体にとっての栄養になればいい。
例えば、トマトが苦手なら他の食材で同じ栄養素を摂ればいいだけのこと。全てのものが食べられなくても大丈夫。それよりも、栄養の吸収について目を向けることも大切ではないかと思っているんです。
ギスギスした雰囲気の中で初期じをしたって、食事からの栄養吸収ってよくなりそうにないでしょ?楽しい雰囲気の中で食事をすることの方が、子供の栄養になるんじゃないかな。

という趣旨のお話をされていました。

この話を聞いて、私の心は一気に軽くなりました。

もちろん栄養を考えなくていいという話ではありません。でも、子供の好き嫌いばかりこだわって、子供が食事を楽しめくなってしまったら本末転倒。離乳食がはじまった時に一番重視したのは、食事は楽しい!と感じてもらうことだったはずです。

私がイライラすることは、子供の食への興味を失わせてしまうことに繋がっていたことを理解した瞬間でした。

 好き嫌いの子供の栄養アップに発芽米を導入したはなし

子供の好き嫌いを減らした!わが家の好き嫌い克服のコツ

子供の好き嫌いを無理やり克服することと辞め、気楽に子供の食事に向き合うようになると、「なぜ好き嫌いがあるのか?」という根本的な原因について考えられるようになりました。

すると、苦手なものには特徴があるようでした。

匂いに敏感系キッズ

匂いに敏感で、食材特有の匂いを嫌がる。大葉や三つ葉など香りが強い食材が苦手だったり、ピーマンの青臭ささが苦手な子がいます。

酸味が苦手系キッズ

味覚のうち、酸味は腐っている時に感じることが多いので、子供は本能的に酸味を嫌うことも多いようです。

酸味を感じやすい食材も調理法を変えれば酸味が薄くなったりします。

例えば、トマトは生のままだと酸味を感じやすいですが、火を通すと酸味が気になりにくくなります。トマトが苦手な場合には、サラダなど生で食べるのではなくハンバーグのソースに使ったり、カレーやビーフシチューに入れて原型をなくしてしまうにがいいですね。少量の白ワインを加えれば、さらに酸味は気にならなくなります。

食感重視系キッズ

とにかく食感を重視する子も多いです。硬いものが嫌だったり、口の中の水分がなくなるぼそぼそした食感の

【食材別】好き嫌い克服のコツ

お肉が苦手な場合

ぼそぼそとしている食感のものは苦手な子が多いようなので、例えば肉団子を作る時やお肉を焼く時には、片栗粉を入れたりまぶしたりすると、食感がよくなるので食べやすくなるようです。

鶏むね肉など口の中でぼそぼそしやすい食材は、下ごしらえをしっかりすることで食べやすくなります。

【劇的!?】鶏むね肉がふっくら柔らかくなる魔法の下ごしらえ

魚が苦手な場合

魚の骨は取ってあげたり、面倒な場合には小骨が食べられるアジやイワシのフライにしたり、缶詰を使ったりしています。

野菜が苦手場合

野菜が苦手な場合には、煮てしまうのが一番!うちは味噌汁に入れてしまいます。出汁でコトコト煮込んで、柔らかくすることで野菜も食べやすくなるようです。

多くの野菜を入れても火が通ると縮むので、野菜をたくさん食べられるのもいいですね。生野菜では食べるのが難しい量も、お味噌汁なら簡単に取れます。

食事について子供と話してみるのもオススメ

苦手と感じる部分はそれぞれ違うので、何が苦手なのか起こることなく穏やかにお子さんと話す機会をつくってみるのもオススメです。

え?そんなことだったの!?」と驚く答えが返ってくるかもしれません。

食材(栄養)当てクイズ

ご飯を食べながら、今日の食事に使われている食材当てクイズをしてみるのもいいですね。例えば献立がカレーならば、

「このカレーには何が入っているでしょうか?」

とクイズ形式で食事について興味を持たせます。間違ってもOK。目的は興味を持ってもらうことです。

食材が当てられるようになったら、栄養について教えます。Eテレのクックルンでも【黄色の食材(エネルギーになる)】【赤の食材(体をつくる)】【緑の食材(体の調子を整える)】と食材を分けています。まずは食材の色分けクイズをしてみましょう。

色分けができるようになったら、もっと詳しくビタミンB6、ビタミンE、ビタミンCなど野菜によっての栄養素を詳しくクイズにして答えられるようになったら完璧です。例えば、「今日の豚肉にはビタミンB6がたくさん入っているから疲労回復にいい。玉ねぎ

ここまでできれば、嫌いなものでも自分で栄養を考えて食事ができるようになります。ホテルのビュッフェでも、自分の身体の調子を考えて適したものを取って来られるようになりますよ。中学入学までに、ここまでできるように導いてあげたいですね。

まとめ

子供の好き嫌いがあると、どうしてもママは

  • 自分の責任ではないか
  • 好き嫌いを無くさなきゃ

と頑張ってしまいます。
私も、子供の好き嫌いについて義母から指摘されて嫌な思いをしたこともありました。苦笑

子供のダメな部分って、全て母親のせいにされるのが間違ってると強く思います。いやね、こっちだって毎日毎日頑張ってますよね。

でも、ちゃんと他の食材で栄養を取れていて、ちゃんと大きくなっていればそれで大丈夫です。嫌いな食材があれば、同じような栄養素の他の食材を試せばいいだけ。ダメでもともと!気楽にお子さんにとっての”アタリ”を見つけるゲーム感覚でいいのかなぁと思います。

もし一人で考えすぎて辛くなってしまったら、地域の保健センターの栄養士さんや保健士さんに相談してみるのもいいですね。もちろんママ友に相談してみるのもいいですし、知り合いに相談しにくい場合には私にグチってくださるのも大歓迎です。

私も同じ悩みを抱えてきたママです。今も2歳の末っ子の好き嫌いにお付き合いしている最中なので、あなたの気持ちは痛いほどわかるつもりです。気軽にお問い合わせフォームからメッセージください。あとになれば楽しい思い出。辛い時期は、一緒に乗り越えましょう☆

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