子供のサッカー、いつから始める?【わが家の3人目子育て】

子供のサッカーをいつから始めさせればいいのか…
これ、結構悩みます。お父さんやお母さんがサッカー好きな方ですと「ぜひわが子にはサッカーをやって欲しい、そしてできたらサッカー選手に!」とお考えのパパママも多いのではないでしょうか?我が家には3人の子供がおりますが、年の離れた3人目をそんな感じで育てております。(上二人の時にはそんなに興味はなく、勝手にサッカーをやりたいと言いだしました。)

子供のサッカーをいつから始めればいいのか?を本気で考えてみましたので、参考にしていただければ嬉しいです。

子供のサッカーはいつから始めさせればいい?

結論から言えば、子供にサッカーという競技を始めさせるのは4才(年中)くらいからでいいと思っています。ただ、それまでは何もしなくてはいいのではありません。

年少までは(もっと言えば入学前まで)運動神経を発達させ、考える力を育て、理解力をアップさせておくことで、サッカーだけでなく他の競技を選んでも通用する、全てのスポーツの土台を作ってあげる期間です。実は、この期間が非常に大切だったんだなぁと上2人を育ててみて反省している点でもあります。

久保選手の家の教育方法ってすごいと思う

『おれ、バルサに入る!』という久保選手のお父様が書かれた本をご存知でしょうか?私も拝読しました。それはそれはジックリと。なんてったて一流選手を育てた教育方法が書かれているのですから、読むにも気合が入りました。

ざっくり言えば、久保選手はお父様にかなり幼少の頃からサッカーに必要な要素を叩き込まれています。サッカーというものだけではなく、サッカーをするために必要な体の動きや頭の発達までトータル的にです。

毎週たくさんの本の読み聞かせを行い、2歳からは毎朝お父様とボールを蹴り…という生活を続けています。ここの毎日という部分がミソですね。頭の発達と体の発達の両方からアプローチしてサッカーの本質を理解できるベースを作られたのだと思います。

そして、私が感じたのはお母様の努力。毎日子供の成長のために何ができるのか考えて生活されていたのだと思います。

サッカー選手にするのも医者にするのも本質は一緒

私は長男が生まれた時に『子供を医者にするための幼児教育』を学んでいたことがあります。(自分がそういう感じに育てられたので、運動よりも勉強寄りに育てたかった…)

子供を医者にしたい親も、子供が小さい頃から子供にトコトン向き合います。(当時の私は挫折しました…)久保選手の親御さんも子供に本気で接しています。医者にする育て方もサッカー選手にする育てかたも、子供の幼少期にしてあげることのベースは変わらないことに驚きました。

「若くして世界レベルにするにはここまでしないとダメなのね」という感想を持たれる方もいるかもしれませんが、ここまで真剣に子育てを考え、子供と向き合う覚悟の大切さを感じました。どんな分野であっても、子供を優秀に育てたければ、親が子供をどう導いていくか常に考えなければならないのかもしれません。

とても勉強になる本でしたので、1度は手に取って見ることをおすすめします。(今は増刷はされておらず、中古でしか手に入れるのが難しい状況のようです。最近の久保選手の活躍で、1,400円くらいの本がメルカリやamazonで5,000円オーバー!!汗…意外と近くの図書館で無料で借りられたりもしますので、一度図書館をのぞいて見るのがいいと思います。)

この本をベースに、そして上の子2人の成長をみて必要だと思うことを次男には試してみています。

小さい頃からやっておきたいトレーニング

まずは『サッカー』よりも体を動かすことに慣れる方がいい

サッカーの基本はボールを『止める』『運ぶ』『蹴る』です。これらは片足でバランスがとれるようにならないと、上手に行うのは難しい動きです。そのため、まずは体のバランス感覚を養うことが大切になります。バランス感覚を身につけるのにいい遊びをご紹介します。

平均台渡り

歩けるようになったら取り入れたいのが、平均台渡り。公園にあるバランス丸太棒なんかを渡らせたりもしています。滑っても危なくないように両手を繋いであげれば、歩けるようになってすぐから始められます。

うちの次男は1人で歩けるようになったのが比較的遅く1才2ヶ月頃でしたが、その時期から公園の丸打棒の上を手を繋いで歩かせていました。手を繋いで貰えば落ちないという安心感と、慣れでどんどん上達します。最初はすぐに降りたがったりしていましたが、無理意地はせず、遊びの中の一つとして平均台を取り入れてみてください。

けんけんぱ

昔からの遊び『けんけんぱ』も子供のバランス感覚を養うのにはいい遊びです。サッカーボールを蹴るには片足で踏み込んで止める動きが入りますが、片足ジャンプを自然に学べる『けんけんぱ』は是非ともやりたい遊びです。

2才の次男はまだ片足ジャンプが上手にできません。でも、気持ちは『けんけんぱ』になっていますので、それでよし。親がお手本を見せてあげて、なんとなくマネをすることからはじめてみてください。

スキップ

スキップも体の連動が必要な動きです。片足で跳ねる動きで、バランス感覚を養うこともできます。

ちなみにうちの次男はまだスキップのリズムになっていません。でも、なんとなく片足で跳ねて足を変えるというイメージは掴めてきているかと思いますので、このまま継続です。とにかく楽しくやらせるのが最優先です。

バウンドボール投げ・ボール投げ

「いやいや、やらせたいのは野球じゃなくてサッカーだよ!」と言われてしまうかもしれませんが、ボールを投げる動きと、ボールの落下地点を予測することはサッカーでも効いてきます。

ボールを投げる時には上半身をひねります。このひねりの動きって、急に体の向きを変える時にも使っています。サッカーでもボールの落下の予測は大切です。この2つの動きを無意識にできるということは、後々のサッカーに必ず生きてきます。サッカー選手の中に、子供の頃に野球経験がある選手が意外と多いのも、これを物語っているような気がしています。

お座りができるようになった頃(個人差はありますが7ヶ月くらいでしょうか)からこの練習ができるようになります。赤ちゃんと向かい合わせに座って、最初はボールを転がします。慣れてきたら、小さくバウンドさせます。次男は、赤ちゃんの頃からボールは跳ねるものだということを覚えさせるようにしていました。

ボールにはたくさん触れさせる

わが家のリビングには掃除の時以外は様々な大きさ、硬さのボールが転がっています。小さいゴムボールから大きいものはバランスボールまで。クッションのボールも転がっており、材質もさまざまです。

投げてもいいし、蹴ってもいい。とにかくボールに触れる機会を増やしています。

足裏を刺激する

反射区という言葉があるように、足の裏にはたくさんの神経が通っています。子供の頃に足の裏を刺激すると運動神経の発達が促されるという研究結果があり、上の子供達はもちろん、次男にいたっては新生児から足モミモミをしています。

赤ちゃんのうちは刺激に敏感なので、足の裏を強く押すことは厳禁です。大きくなっても足裏の刺激は気持ちがいい強さで押す方が効果があります。あくまで優しくモミモミする程度で十分です。

柔軟体操

体が硬いとできる動きが制限されてしまいますので、柔軟性は大切です。赤ちゃんの頃はみんな体が柔らかいのですが、何もしなければ体はだんだん硬くなってしまいます。

赤ちゃんのうちは無理に足を伸ばしたりする柔軟はせず、股関節を広げるなどの軽いもので十分です。2才くらいになったらこの柔軟にプラスして、前屈などを取り入れていきます。その時も無理はせず、痛がらない程度にしましょう。嫌がられたら続けるのが難しくなってしまいますので、あくまで楽しく自分からやりにくるように仕向けましょう。

サッカー好きにさせることが何より大事

そして一番大切なのが、お子さん自身がサッカーが大好きであることです。今はまだ楽しむ範囲でいいですが、中学生・高校生になると練習もハードになります。うまくなるためには練習が必要です。嫌いなことは続きません。

幼少期から小学校低学年くらいまでは、「サッカーは楽しいもの!」「うまくなると褒めてもらえる!」という意識をお子さんの中に無意識に植え付けることがサッカーを続けて行く上では必要だと思います。

わが家の例でいくと、2歳になりたての次男の生活の中にサッカーは当たり前にあるものなので、家の中でボールを蹴りながら「ちゅと!おしい!(シュート、おしい)」とか言いながら勝手に遊んでいます。面倒くさがりな父親もサッカーなら相手をしてくれるので、「ぱぱ、ちゃっかしよ(パパ、サッカーしよ)」と誘ったりしています。

まとめ

子供にサッカーをいつから始めさせるか?と悩んだら、まずは運動神経を伸ばすことから始めてみてもいいかもしれません。その中に徐々にボールを蹴る動きを取り入れ、サッカー自体に本人が興味を示した時が始め時なのかもしれません。

無理意地は逆効果です。楽しんで

本気でサッカー選手を目指して親が接すれば、本当にサッカー選手になれるのか日記形式で日々の生活を書き綴っておりますのでご興味があればそちらも覗いてみていただければ嬉しいです。

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