仕事に家事、他の兄弟の面倒などで忙しく、子供のサッカーの送迎ができなくて困ってます
共働きの我が家も、子共に目一杯サッカーをさせてあげたい想いはありますが、スクールや試合の送迎ができない時もあり悩みでした。
同じようにサッカーの送迎に悩むママたちも多いのではないでしょうか。今回は、忙しいママたちが少しでも楽にサッカー送迎をこなせるように、いくつかの対策と解決策をご紹介します。
習い事の送迎は保護者の大問題!?
「子供の習い事で最もつらいことは」という調査では、1位は「送迎」といい結果も出ています(*1)。
具体的な声を見てみると、
- 急に自分が体調が悪くなったり予定が入ったりしても、送迎の時間を最優先にしなければならないところ。
- 習い事をする場所はどこも遠いから。
- 雨の日も風が強い日も疲れていても関係なく送迎しないといけないから。
- 終わるまで1時間半待機してるのがつらい。
- 送迎がおわるまでお風呂に入れません。
- 仕事が休みの時は私が送迎するのですが習い事を複数しているため休みの日にスイミングが終わった後に塾といったハシゴがつらいです。
などなど、皆さん苦労されているご様子です。
そして、今回のテーマである「そもそも送迎できない!!」というお話もよく聞きます。
「子供にサッカーをやらせたいんだけど、送迎ができなくて…めぐみさんはお仕事されてるけど、どうやって乗り切ってるの?」と、ママ友から質問されることも多いです。
私が10年以上の子供のサッカーの送迎をやってきた中で感じることは、一人で抱え込もうとしないということです。
無理して一人で「どうにかしなきゃ」と一人で抱え込むのをやめると、他の方法が見えてきたりするものです。どうぞ、まずは肩の力を抜いてくださいね。
子供のサッカーの送迎ができない時の対処法
ここでは、6つの方法をご紹介します。どれも私が実際に試してみて、だいぶ送迎がラクになった事例です。
1. サッカークラブの送迎サービスを利用する
「これがあったら苦労しないよ!」と怒られてしまうかもしれませんが、まずご紹介するのはサッカークラブが提供する送迎サービスです。
練習グラウンドとグラウンド最寄駅をバスで送迎してくれる、多忙な家庭にとって大変助かるサービスです。
バス代が年会費に含まれているチーム、バスの月謝があるチーム、都度払いのチームなどなど、送迎料金の支払い方はチームによって違いますが、大きなクラブチームの場合には送迎サービスが利用できる場合があります。
練習日はもちろん、遠方での試合の時もバスを出してくれるので、とても助かります。
料金はかかりますが、時間と労力を節約できるため、このサービスの利用を検討する価値は十分にあります。 サッカークラブが提供するサービスなので、信頼性が高く、安心して利用することができるのも魅力です。
仕事などで送迎が難しいことが予めわかっている場合には、バス送迎があるチームを選んで入るのも一つの方法です。
ただ、チームの中には「バス利用は高学年から」など、低学年のうちは送迎が必要になることも。バス有りのチームだとしても、事前に問い合わせておくと安心ですね。
2.他の保護者と協力する
他の親と協力して送り迎えの負担を軽減する方法もあります。同じチームやスクールの保護者同士で送り迎えを分担する方法です。
協力できる親の人数にもよりますが、曜日ごとや週ごとに送迎の担当を交代することで、全員が平等に負担を分担できます。これにより、送迎の負担が軽くなります。
子供の送り迎えが必須のアメルカでは『カープール』と呼ばれ、乗り合いで習い事や学校に行くことも珍しくないそうですよ。
実際に、私も娘のサッカーの練習で他の保護者と当番制で送り迎えをしていたことがあります。練習後にグラウンドからグラウンドの最寄駅まではチームのバスが出ていたのですが、自主練をする場合には親の迎えが必須でした。
自主練する曜日を決めて、家の方向が同じ子の保護者で順番で送迎をした経験があります。他の方向の保護者も同じように『カープール』していましたが、特定の曜日の予定を調整すればいいので、だいぶ負担は軽減できました。
カープールを始める際には、近隣の親とコミュニケーションを取り、互いのスケジュールを調整することが大切です。
また、カープールのルールや安全対策を事前に話し合い、合意しておくことで、安心して利用できます。まずは、近くの家の方向が同じ保護者に提案してみてください。
保護者も忙しいので、「持ちつ持たれつ」「お互い様」の精神で乗り切りたいですね。
3. 近所のシッターサービスを活用する
信頼できるシッターサービスを利用することも、送迎の負担を軽減する一つの方法です。
ベビーシッターと言うと赤ちゃん専門のようですが、市町村に問い合わせると子供を預かってくれるサービス内容の中に「送迎」があることも。私が住む場所では、1時間700円、送迎にかかる費用はこちらの負担で、習い事にも送迎をしてくれます。
私も利用したことがありますが、他の家事や仕事と両立するために、シッターが送迎を手伝ってくれることは非常に助かります。急な予定変更にも柔軟に対応してくれることが多く、安心して依頼できます。
シッターさんにお願いするときのポイントは、実際にシッターと面談を行い、信頼できるかどうかを確認しすこと、そして子供との相性も重要なポイントです。サービス内容や料金、キャンセルポリシーなどを確認し、納得した上で契約を結びましょう。
ぜひ一度、自治体に問い合わせてみてください。
4.子供の送迎に特化したタクシーを利用
最近は、子供が1人で乗ることを想定したタクシーサービスが展開されています。
子共に慣れたプロのドライバーさんが、ドアtoドアで習い事まで送迎してくれる安心感。安心という面では、このサービスが一番ですね。
ただ、補助がでる自治体もあるようですが、公共交通機関に比べて費用はかかります。
我が家のような一般家庭では毎回利用するのは厳しいですが、「どうしても!」という時に備えて近くのタクシー会社のサービスをチェックしておくのは良い方法だと思います。
私は一度だけお願いしたことがありますが、子供は運転手さんとの会話が楽しかったそうです。もちろん、無事にひとりでサッカーに行ってきました。汗臭い子供の送迎は申し訳ない気持ちもありましたが、急に私が動けなくなったのでとても助かりました。
5.家族に協力を依頼する
夫や他の家族メンバーに送迎を手伝ってもらうことで、負担を分散することができます。冒頭にも述べましたが、いくら大切な子供のことであっても一人で抱え込むとつらくなります。
子供のサッカーは長丁場。家族で協力して乗り越えたいですね。家族全員で協力することで、サッカー送迎の負担を軽減し、家庭内の絆を深めることもできますよ。
同じチームには、お母さんが仕事の合間に送りに来て、お父さんが迎えに来るというチームメイトがいました。休みの日は、歳の離れた兄弟が送りにきている方も。
家族が空けられる時間をつかって、みんなでサポートできるといいですね。
6. 子供に一人で行かせる
子供が成長し、ある程度の年齢と自主性を持つようになったら、一人でサッカー練習や試合に行かせることも選択肢に入ります。これは、子供の自立心を養うと同時に、親の負担を軽減する方法です。
私は、行く時は子供一人で行ってもらい、迎えには行くという方法もよくとっていました。
場所や距離にもよりますが、交通機関をつかって自分でいくのも良い経験になります。近ければ、自転車で行く方法もありますが、安全性の観点からヘルメットの着用や交通ルールの遵守、危険な場所を避けることなどルールは明確にしておきたいですね。
また、 子供に携帯電話を持たせ、緊急時にはすぐに連絡が取れるようにしておくことも大切です。
しかし、これさえ徹底できれば、ひとりでサッカーに行くことは、サッカーへの意欲も倍増します。無理矢理サッカーに行かされているのではなく、自分の足でサッカーに向かっている事実。これは、「自分で選んでサッカーをしている」という気持ちをつくります。
私も、子供が高学年になってからは、自分が送っていける時でもあっても、あえて子供一人でサッカーに向かわせたこともあります。大体、子供の気持ちがサッカーに向かっていないなぁと感じるときですね。自分で行って、自分で帰ってくるだけでスッキリした顔で帰ってくることもありました。
何か、悩んでいそうな時は、一人で行かせてみるのも成長につながるかもしれません。
まとめ
サッカー送迎が難しいと感じることがあっても、「できない!」と決めつけなければ、案外さまざまな方法がみつかります。負担も軽減することができます。
クラブの送迎サービスや保護者との助け合い、シッターサービスの活用、子供の自立心を育むこと、そして家族の協力を得ること。
これらの方法で子供のサッカー生活をもっと楽しむことができるでしょう。
このブログ記事が、忙しいパパママにとって役立つ情報となることを願っています。送迎の悩みを少しでも軽減し、家族全員でサッカーを楽しめるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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