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サッカーを頑張る子ども達の夢であるプロサッカー選手。日々動画サイトにアップされる華麗な技で相手選手を抜いていく姿は、大人でも溜息ものですよね。子供達がプロのサッカー選手に憧れる気持ちがよくわかります。

さて、そんなプロのサッカー選手ですが、本気でプロを目指すなら「どうすればプロになれるのか?」その道筋を知っておく必要があります。

この記事では、プロサッカー選手になるための3つの方法をご紹介します。

プロサッカー選手になるための方法

日本でプロサッカー選手になっている人の多くが、Jリーグチームアカデミー、高校、大学の3つのルートからプロになっています。

他にも社会人サッカーからプロになる方や、海外のチームに所属してから日本のチームのプロになる方もいますが数は多くはありません。

小学生のスタートは3つ

 

Jリーグのクラブチーム下部組織からプロになる

プロサッカー選手になるための最短ルートは、Jリーグのクラブチームの下部組織に所属することです。

鹿島アントラーズ、浦和レッズ、ガンバ大阪、横浜マリノスなどなど、各地に育成チームがあります。現在活躍している若いプロサッカー選手の多くが、クラブチームの下部組織出身です。

しかし、下部組織に所属するのは簡単ではありません。

小学生から始まるセレクションを勝ち抜いた子供達のみが所属できます。クラブチームの育成チームは各地にありますが、プロになれるのはその中のほんの数名です。

セレクション時期はチームにもよりますが、3年生の秋頃に実施されて、4年生から通い始めるところが多いです。

中には1年生からセレクションを実施しているチームもありますので、お近くのJリーグチームアカデミーのホームページを確認してみてください。

クラブチームからプロになる場合

サッカーの指導を仕事にしているコーチが、子供たちの指導をしてくれます。

一般的に費用は高めになりますが、チーム毎の特色があり質の高い指導が受けられます。

選手の強化を目的とする強豪クラブチームや、塾などを併設して子供の教育全般を目的としているチームなど、さまざまチームがあります。

プロを目指す場合には、中学に上がるときにJクラブのアカデミーや、強豪クラブチーム、強豪中学に行くことを目指します。

少年団チームからプロになる

少年団チーム出身だとプロサッカー選手にはなれないと思われがちですが、そんなことはありません。今も小学生時代を少年団チームで過ごしたプロ選手が誕生しています。

少年団チームからプロになる場合には、主に3つの選択肢があります。

  • 3年生でくらぶチームのセレクションを受け、4年生でクラブチームに移籍する
  • 6年生でクラブチームのセレクションを受け、中学からクラブチームに進む
  • 地元中学の部活でサッカーを続け、試合やトレセンで結果を残し強豪高校に進学する

少年団はスクール通い必須

各Jリーグチームのアカデミーでもスクールが開催されています。

スクールは力量を問わず、月謝を払えば通うことができるものと、セレクションを受けて入るものがあります。

4年生のセレクションに向けて、Jアカデミーのスクールに通いながらコーチの雰囲気などを見る機会にもなります。

トレセンで名前を売ってスカウト

jリーグアカデミーや強豪チームがプロへの道に近いの事実ですが、そうでなくても自分の名前をあげることができる方法があります。

それがトレセン(トレーニングセンター)です。

サッカーが上手な場合、トレセンと呼ばれる選抜チームに招集されます。トレセンは市、都道府県、地方(関東・関西など)、ナショナルトレセン(全国)、年代別日本代表(U-12やU-15など)の構成です。

まずは今所属しているチームで輝く存在になり、市のトレセンからお声がかかるように努力しましょう。市のトレセンで活躍すると、都道府県のトレセンのセレクションに行くことができます。

トレセンの試合はJリーグの各チームのスカウトもチェックしています。そこで目に留まれば、チームの下部組織からスカウトがかかることもありますので、トレセンに行けるようがんばりましょう。

強豪高校サッカー部はプロになれる?

サッカーで有名な高校のサッカー部に入り、全国大会で活躍する方法もプロへの道です。ここでクラブチームのスカウトの目に留まれば、プロへの道が開けます。

しかし、強豪校のサッカー部員の数は200人以上にもなることがあり、その中で常にトップ11にいることは並大抵の努力ではありません。

技術はもちろん、折れない強いメンタルが必要になることは言うまでもありません。

今日からできる3つのステップ

プロサッカー選手への夢を叶えるために、親子で一緒に取り組める具体的なステップを3つ紹介します。

 1. 近くのクラブチームのスクールに通う

近くのJリーグクラブチームが開催しているサッカースクールに通うことで、基本技術を学びながら、チームの環境に慣れることができます。スクールは力量を問わず、月謝を払えば通えるため、気軽に始められます。

Jクラブのスクールは練習環境が整っています。Jクラブのスクールに通うことで、基礎的な技術の習得だけでなく、プロを目指す環境に早い段階で慣れることができます。

2. 毎日の練習を大切にし、実力を磨く

日々の練習は、プロサッカー選手になるための基礎を築く重要な時間です。継続的な努力と計画的な練習が実力向上の鍵となります。

  • 自宅でできるトレーニングメニューを作成する(リフティング、ドリブル、シュート練習など)
  •  練習ノートをつけ、毎日の練習内容と目標を記録する
  •  チーム練習の他に、個人練習の時間を確保し、技術の向上に努める
  •  定期的に自己評価を行い、コーチや親と相談して練習メニューを見直す

 

これらを意識して毎日練習するだけでも、大きな成長に繋がります。

毎日の小さな努力が、大きな成果に繋がります。子供が飽きないように、練習に工夫を凝らし、楽しく継続できるよう考えてみましょう。

まとめ

プロサッカー選手になるための道は険しいですが、日々の努力と計画的な行動が成功の鍵となります。子供の夢を応援し、共に目標に向かって進むことで、確実に一歩ずつ前進できます。

以上のステップを参考に、今日から始めてみてください。