サッカー選手にすることをベースに子育てをしています。その中で心掛けていることの1つが『歩く』ことです。なぜ歩くのか、そして何才くらいからどれくらい歩かせればいいのかご紹介します。
歩くことが体にも心にもいい!?
歩くことは体力アップ、脚力アップ、リフレッシュにもなり、いいことづくし。いっぱいに手を振って歩けば、散歩は全身運動になります。
ママも一緒に歩きながら「今日は空が青いね」「お花が咲いているね、きれいだね。何色かな?」なんて見えた景色を言葉にして共有すれば言葉の勉強にもなりますし、同じ物を見て気持ちを共有できて親子の心のつながりも強くなります。
通りすがりの人からしたら、反応がないのきママばかり喋って…思われているかもしれませんが、そんな事は気にしません。笑
それに、よく見ると子供になって反応があります。わかりづらい反応かもしれませんが、少し口角が上がっていたり、目を輝かせてその景色を見ていることも多いです。子供の心には必ず響いていると思っています。
年齢+kmが歩く理想距離
歩き始めたら、年齢+ kmがお散歩の理想距離になります。
2歳だったら2km、3歳だったら3kmと言う感じです。歩き始めの1歳児はまだそこまで考えなくてもOKです。
最初は疲れてしまって途中で休憩をしたり、抱っこせがまれることもあると思います。うちの次男は1歳8ヶ月頃から本格的に歩き始めましたか500メートル位歩いては「ママお茶」と言って休憩をしていましたし、「疲れただっこ」と言ってラクをしようとしていました。その度に「お茶飲んだらまた行こうね」「あ!電車が走ってるよ行ってみようよ」とごまかしながら歩かせていました。
最初はこんな感じですが、子供は慣れるのも早くあっという間にスタスタ歩くようになります。
まずは日常の中に歩くと言う習慣を取り入れてみるのが良いのかもしれません。(子供を歩かせるようになってから、私の体重も減りました。大人にも歩く事は効果大のようです。)
歩けるようになったらベビーカーは使わない
1歳半でベビーカーを卒業しました。と言うよりも強制的にベビーカーは卒業させました。出かけるときには基本的には歩かれます。
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これは、日本代表の久保建英選手のご両親が様が実践されていた教育方法の1つでもあり、本を読んでいて「おっ!同じ考え方だ」嬉しくなりました。一見スパルタのようですが、あながち間違った方法では無いようです。
我が家では長時間の遠出どうしようもないときには抱っこ紐を利用します。ベビーカーを使わない生活をしていると本人も慣れてくるようで、ベビーカーに乗りたがることもなくなります。むしろ自分で歩くことが楽しいようで、次男は2歳になる頃には、抱っこしようとするものなら「やだ自分で」と言って振り払おうとしていました。
歩けるまでは大変便利なベビーカーですが、歩けるようなら早々に処分して歩く環境を意識的に作ってあげるのも方法の1つかもしれません。
(ちなみに、我が家は使用済みのベビーカーをメルカリで売ってしまいました。粗大ゴミに出したら1000円とられてしまうものがそこそこの金額になり、誰かの役に立ち、リサイクルって素晴らしいなぁとしみじみと感じた瞬間でした。)
『歩く』を生活の中に組み込む工夫をしています
歩くことだけを目的としていると、なかなか気持ちが乗らないこともあります。ズボラな私は、歩くことを生活の中に組み込む工夫をしています。
スーパーへの買い物を徒歩にする
私はスーパーへの買い物はいつも車で行っていましたが、子供の歩く時間を確保するために、晴れている日は買い物を徒歩に変えました。
大きなリュックを背負ってスーパーに行き、帰りはリュックの中に買った食材を入れて帰ってきます。キャベツや白菜りんごなど重いものがたくさん入っている時の復路は地獄のようです。長ネギがぴょんと飛び出すリュックは、なんとも笑える姿でしょう。
買い物に車を使わなくなったことで、ガソリンの給油回数も減りました。ちょい乗りが1番燃費が悪いというのは本当だったようです。
道行く人にかすかな笑を提供しつつ子供持力アップになるなんて、社会ににも子供にも環境にも優しい方法なので余力がある方にはおすすめです。
動物園や水族館にいく
子供は、ただ歩くだけでは飽きてしまうこともあります。でもその場所が動物園や水族館なら、動物やお魚をみたい一心でどんどん歩くかも!?
人がたくさんいる場所はベビーカーを頼りたくなりますが、そこはグッとガマンです。手を繋ぐなどして、決してお子さんから目を離さないようにしつつ、なるべく自分で歩かせるようにします。
普段はあまり歩きたがらないお子さんにもおすすめの方法です。
保育園や幼稚園まで歩く
毎日の歩く習慣をつけるなら、晴れた日は保育園や幼稚園まで歩いてみるのもおすすめです。
朝はバタバタ忙しく、自転車や車を使ってしまいがちですが、夜のうちに翌日の天気予報をチェックして『晴れ』の日は、ちょっと早起きして徒歩通園をしてみるのもいいものです。
自転車や車では見過ごしていた近所の家の花などを見ながら子供と話す時間は、朝から気持ちがほっこりする時間となりますし、お子さんにも親にとっても一日の活力になります。
雨の日の『歩く』を確保する方法
雨の日は家の中を探検
雨の日は歩く距離が短くなるがちです。そんな時には、家の中を探検して遊んでいます。クリーゼットの中に宝物を隠したり、いつもは入ると怒られるお兄ちゃんの部屋も解禁されます。(お兄ちゃんも了承済み)
部屋の中を走り回って見たり、引き出しの中身を引っ張り出したりして遊んでいます。次男は新幹線にハマっているので、新幹線のプラレールを隠すと、喜んで探し回っています。
スマホの万歩計機能によれば、晴れの日の私の1日の歩数は平均約8000歩ですが、これらの工夫によって雨の日でも約7000歩くらいは確保できるようになりました。あくまで目安ですが、雨の日でも体を動かすことは可能なことは証明されたのかなぁと思っています。
気が向けば子育て広場へ
気が向いた時には、地域の子育て広場に足を運びます。みなさん考えることは一緒のようで、雨の日の子育て広場は大盛況。遊ぶ場所がないくらい混み混みのこともあります。中には、雨の日の雨の日は地域の子育て広場でガンガン遊ばせなくちゃ!と張り切るお父さん、お母さんもいるようです。
もちろん親もそれを楽しめているのなら理想的な過ごし方の一つではあるのと思うのですが、私は人の集まる場所が苦手です(**)義務感から子育て広場に通っていた時期もあります。
でも、子供のためと思って頑張っていた行動が子供に気を遣わせていたことに気がつきました。子供って親が思っている以上によく見ていて、親に気を使っているようです。だから今は、気が向いた時だけ行けばいいと軽い気持ちで子育て広場を利用しています。
まとめ
歩くことは健康の基本です。そして、体を動かすことの基本でもあります。
元気に、そして運動能力の高い子に育てるには、まず歩くことを生活の中に取り入れてみてください。散歩は無料です!笑(節約生活をしているわが家には大変ありがたい。)
高価な幼児教育もいいですが、もっと手軽に取り組める『お散歩』からアスリートへの第一歩を歩みはじめてもいいのかなぁと思うこの頃です。