スタミナ不足はスポーツをしている子にとっては大きな課題ですし、日常生活の中でも困ることがあります。
私も小学生の頃はスタミナがなくて、すぐに疲れてしまい旅行に行っても楽しむことができないレベルでした。
いまでは体力自慢の娘も、小学校低学年までは体力がなくてサッカーのプレーに影響が出てしまっていました。
今回は小学生のスタミナ改善方法をご紹介します。
スタミナ不足になる原因は?
小学生にありがちなスタミナ不足の原因は3つです。
少食
少食で、単純にエネルギー不足のこともあります。
ウチの娘は一度に一人前を食べることができません。噛むことを意識していると一口に時間がかかってしまい、お腹がいっぱいで食べられなくなってしまうそうです。
少食の子は、食事の回数を分けて必要なエネルギーをとれるようにしてあげるのがいいですね。
ウチの子の場合、おやつや夜食として視覚的に抵抗感をなくすよう、小さいおにぎりを作ってたべさせていました。
おにぎりの中身を鮭やたらこにして海苔を巻けば、おにぎり1つでたんぱく質やミネラルもとることができます。
おにぎりの中身をきんぴらごぼうや牛肉のしぐれ煮にすることもあります。
バリエーションが豊富で飽きにくいのもおにぎりの良いところですね。
運動不足
運動は得意だし体力はある!と思っていると、そうでもないパターンもあります。
実は私も運動は得意な小学生でしたが、体力には自信がありませんでした。
持久走も意地で走って上位に入ってはいましたが、上がった息が戻らず、走った後はフラフラしていました。
表面的には見えにくかったようですが、明らかにトレーニング不足でした。
持久力は誰でも改善することができます。
改善方法は簡単です。ランニングです。
もしかしたら軽いランニングから始めても、最初はすぐに息が上がってしまうかもしれません。
ここで、「あぁ、やっぱり自分は体力がなくてダメなんだ…」と思わず、続けるのがポイントです。
嘘だと思って1週間続けてみてください。
初日比べて楽に体を動かすことができ、息も上がりにくくなっているはずです。
持久力にかかせない筋肉を遅筋といいますが、遅筋は続けられれば誰でも簡単に鍛えていくことができます。
軽いランニングでも、続けていけば心配能力も改善されていきます。
娘もランニングさせるようになってから飛躍的にスタミナがつきました。ランニングはお金もかかりません。素敵なランニングウェアなんて着なくても体力はつきますので、ぜひトライしてみてください。
隠れ貧血
自覚症状はなくても、貧血のことがあります。スポーツをやっている子はスポーツ性の貧血になりやすいとも言われていますので、食事を変えてたり食べる量を増やしても変化を感じられないときには、一度内科を受診してみてもいいかもしれません。
スタミナ不足には鉄分&たんぱく質
酸素を身体中に運ぶために必要なのが、鉄分です。スタミナ不足を感じるときは食事で鉄分をとるように意識してしてみるのもいいですね。
子供は多くの鉄分を必要としていますが、実は十分な鉄分が取れている子は少ないのが現状です。
鉄分は、ひじきや干しエビ、ココアなどに多く含まれています。ひじきの煮物は冷凍食品やチルド食品にもありますので、上手に活用していきましょう。
わが家では【鉄分入り】と書かれているヨーグルトやチーズなども取り入れています。
スタミナには、身体の元となるたんぱく質も欠かせません。しっかり食べているようでも、運動している子供はたんぱく質不足になりがちです。
小学生の場合、おやつにもたんぱく質を取り入れるのがおすすめです。豚肉入りのお好み焼きやオムレツなどもいいですね。
スタミナ不足でも落ちこなまい!
いま、スタミナがなりないなぁと感じても、食事や運動を意識するだけですぐにスタミナはつきます。フォジカルを上げたいと思ってもなかなか簡単には上がりませんが、体力はフィジカルに比べるとはるかに短期間で改善することができます。
小学生のいまなら、なおさらです。小学生の成長は著しいので、体力もあっという間につきます。
中には「自分はスタミナ不足だからダメだ…」と思って落ち込んでしまう子や、「うちの子は体力がないから…」と我が子に対して悲観的になってしまう親御さんもいらっしゃいますが、大丈夫です。
親にできる最大のサポートは子供を信じることです。
お子さんに体力がついて、スポーツも勉強もエネルギッシュに活動できよう、少しずつ食事などにも気を使って行きたいですね。
そうは言いても、365日全ての食事に気を配るのは大変です。いちいち栄養素を計算するなんて仕事かマニアでなければ、苦行でしかありません。
親だって疲れてヘトヘトの時もありますし、体調が悪い日のあります。外食の時もあります。そんな時にも慌てなくていいように、私は子供にもサプリメント飲ませています。
子供にサプリメントを飲ませるのって、賛否両論ありますよね。「子供にサプリメントなんて必要ない!」「普段からバランスのいい食事をされていればサプリは不要」とかいうご意見も耳にします。
そりゃ、毎日子供一人一人の状況に合わせて食事を管理できればそうでしょう。でも、計算されて作られている給食だって、成長スパートの子供にとっては栄養が足りてないわけです。
家族一人一人それぞれの状況に合わせて食事を用意するのって、すごく大変ことです。「不足部分をサプリメントで補いことは子供の栄養を考える上では必要なこと」というのが私の持論です。
子供の身体は大人とは違いますので、
- 子供用に考えられている
- 原料の安全性にもこだわっている
- 子供でも飲みやすい
などに注意してサプリ選びをしてあげるといいですね。
まとめ
スタミナ不足は生活にも影響を与える可能性がありますので、小学生のうちからしっかりスタミナをつけておきたいものです。
スタミナをつけるには、バランスの良い食事と運動が欠かせません。
時にはサプリメントなども上手に使いながら、子供が活動しやすいカラダづくりをサポートしていけるといいですね。