サッカーと勉強どっちが大事?両立のポイントはコレだった!

一生懸命サッカーに取り組んでいると、多くの子がぶつかる壁があります。

それが、サッカーと勉強の両立。

勉強が難しくなってきたり、受験というものが現実味を帯びてくると親も子も悩んでしまいますよね。

以下は、ある日の息子との会話の一部です。

息子:サッカーよりも勉強の方が大切なのかな?

母:どうしたの?

息子:サッカーは大好きなんだけど、このままでいいのかなって…。現時点でスカウトが来ているわけじゃないし、学校の成績が良いわけでもないし。ずっとサッカーは続けたいけど、サッカーだけでは高校に行けない気がする。

母:色々と考えてるんだね。

サッカーか勉強問題。

これまで一生懸命サッカーをやってきた子ほど、悩む問題ではないでしょうか。

サッカーで強豪チームからお声がかかっている子は、このパターンとは違うかもしれません。

でも、どこかのタイミングで勉強との兼ね合いが出てくる時が来るのではないかと思います。

今回は、サッカーより勉強を大切にするべきなのか考えていきたいと思います。

記事後半で、勉強嫌いさんを勉強得意にするコツをご紹介していますので、よろしければ最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。

プロを目指したい子、サッカーと勉強どっちが大切?

結論から言えば、どちらも大切ということになります。

「え!?そんなのわかってる!!!!(怒)」

とお叱りの声が聞こえきますね。汗

でも、年々どちらも大切になってきています。

サッカー強豪校と言われている高校も、最近は学業にも力を入れているのが現状です。

スポーツコースの評定基準を上げている高校も多く、サッカーだけできても評定が足りずスポーツ推薦を受けられないというケースもよく聞かれるようになりました。

学業とサッカーの両立に力を入れる背景には、スポーツを頑張った『その後』を考えるからです。

サッカーでご飯を食べていける子は一握り。

多くの子はサッカー引退後には受験勉強をして進学します。

この時により多くの選択肢を持たせるためには、高校に入る段階からある程度の学力を持っていて欲しいということなのだと思います。

頑張ってプロサッカー選手になれたとしても、プロを辞めた後の人生の方が長いですよね。プロを辞めたあとも、自分の人生を切り拓いていく時にも勉強した経験は一つの武器となります。

学校側が、「自分の人生をより良いものにするためには勉強は必要→勉強もスポーツも頑張れる子に来てもらおう」と考えるもの、自然な流れのように思います。

サッカーが盛んなヨーロッパの国では、プロチームの下部組織に在籍していても勉強面もサポートする体制が作られています。

これは下部組織に在籍していてもプロになれる確約はなく、別の人生を歩む選択も選ぶことができるようになっているということです。

プロサッカー選手になるのは、それだけ厳しいということですね。

日本の場合には、めちゃくちゃサッカーが上手なら、J下部に入って提携している高校に入るという選択肢もあります。

でも、この記事ではハチャメチャに上手な子ではなく、上手だけどJ下部には入れなかった子を対象にお話をしていきます。

具体的には、”誰もが知ってる強豪校のセレクションには引っ掛からなかった子”ですね。(息子もその一人でした。汗)

もしサッカーは上手だけど、プロサッカー選手が目の前に明確に見えていないならば、勉強は確実にしておいた方がいいです。

では「サッカーより勉強か?」と聞かれれば、そうではありません。

サッカーも勉強もやる方法はありますし、どちらも諦めて欲しくないというのが本音です。 次はサッカーと勉強とを両立させるための方法をご紹介します。

サッカーも勉強もどちらも取る方法

隙間時間に勉強する

 

サッカーで忙しい生活をしていても、意外とスキマ時間はあったりするものです。<

  • 移動時間(サッカーの移動時間や、電車通学の場合の通学時間)
  • 学校から帰って来てからサッカーに行くまでの時間
  • ご飯後の食休みの時間
  • お風呂後の一息時間

などなど、探してみると生活の中に5分〜10分スキマ時間は結構みつかるはずです。 25分くらいまとめて取れる時間があればバッチリ。 1日24時間は誰でも共通です。 勉強はまとまった時間がなくてもできます。 スキマ時間の最大の魅力は集中力です。人間の効率のいい集中時間は25分と言われています。どんなに長く勉強しても集中力が持ちませんが、スキマ時間勉強なら集中して勉強できるので効率がいいです。

寝る前時間の活用

 

寝る前に勉強したことは記憶に定着しやすい

答えの暗記からはじめる

勉強をしてもすぐに嫌になってしまう場合、問題集の解説を読んでもよく理解できなかったり、問題を解くのに時間がかかってしまうことが考えられます。 サクサク問題が解けたら、それだけで勉強に対しての苦手意識はなくなるはずです。 もし勉強に苦手意識があるなら、解けない問題に時間をかけることはタブーです。 では、どうすれば良いのか? 答えは簡単です。問題集の答えは暗記から始めましょう。 偏差値30から司法試験一発合格をされた弁護士の佐藤大和さんが書かれた『図解版ずるい暗記術』(ダイヤモンド社)でも紹介されている方法なのです。 実は、私も学生時代にこの方法で勉強していました。 決して地頭が良いとは言えない私が、常にテストでは高得点が取れていたのはこの勉強法のおかげだと思っています。

サッカーと勉強の両立に塾は必要?

個人的には、塾は合う合わないが大きい場所だと思っています。

私は塾講師や家庭教師の経験がありますが、テストでクラス分けしていたので同じくらいの学力の子が集まっている状況で、同じ講義、同じ宿題を出しているにも関わらず、成績が大きく伸びる子、伸びが緩やかな子がいました。

ただ塾に行っているだけでは成果はでません。

決して、塾に行っているから勉強は安心という事ではないと考えておいて頂きたいです。

特に今は動画講義サービスなどもたくさんあります。

既にサッカーで忙しい場合には、塾の宿題で時間がさらに圧迫されてしまい、本来やるべきことが疎かになってしまう可能性も考えられます。

中学校の先生ですら、高校受験前には塾に行くものと思い込んでいる方が多いですが、勉強=塾という考え方は一旦横に置いておきましょう。

お子さんが勉強の必要性を理解することが第一歩

子供は、勉強が自分に必要なモノだとわかった瞬間にスイッチが入ります。特に一生懸命に運動をしている子がスイッチが入るとスゴいですよ!こちらが驚く程の集中力を見せてくれる子の少なくありません。 もともと目標に向かって頑張れる子なので、勉強が必要になった時のエネルギーも大きいです。

一度も塾に行った経験がなくても大学に行けます

私は人生で一度も塾に通った経験はなくても、国立大学の理系学部に行けました。

「こんな事を言うと、頭が良かっただけでしょ…」

と言われることも多いのですが、それは違うと断言できます。

なぜなら、先ほども少しお伝えしましたが、私は全く賢くないからです。

何なら記憶力なんて壊滅的に悪いです。

昔から人の名前を聞いても3分後には忘れてしまいますし、英単語なんて全く覚えられなくて単語テストの前日はお腹が痛くなってました。汗

そんな私でも、テストでは高得点が取れていました。(もちろんカンニングなんてしてませんよ?笑)

学校の勉強や受験ってパターンがあるので、ちょっとしたコツでテスト問題を解くことができるようになるんです。

ちなみに私の妹も、全く違う育ち方をした夫も塾に行くことなく国立大学を出ています。

それぞれ別の大学ですが、たまたまでもこれだけ同じ状況の人がいるので、塾に行かずに国立大学に合格している方の数は結構多いと思っています。

そりゃ、東大・京大クラスになるとバリバリと塾に行って対策した方が効果的だと思いますが、そうでなければ自宅学習で全然対応可能です。

では、実際にどうのような勉強をすれば自宅学習だけで効果的な勉強ができるのかをお伝えします。

塾通学者に負けない自宅学習のコツ

毎日勉強する習慣をつける

まずは勉強への精神的なハードルを下げることから始めます。

1日の中で、集中して勉強する時間を作るようにしてみてください。

毎日の勉強習慣は絶対に力となります。

サッカーの上達も同じですよね。 どんなにフィジカルがあっても、練習しなくてはボールタッチは上手くなりません。

逆に最初は全然サッカーが上手でなくても、毎日ボールに触れ続けた子は上手くなります。

最初は1日10分であっても構いません。 必ず毎日続けることが大切です。

微熱くらいなら頑張って10分勉強します。

教科書を眺める程度でも大丈夫ですので、余程のことがない限りは少しでも勉強する事を意識します。

勉強に向かうハードルが、歯磨きをするくらいに下がれば第一関門突破です。

暗記は最小限にする

勉強には暗記が必須です。

でも、暗記だけしても問題を解けるようにはなりません。

暗記した事柄をどう使うか?がとても大切なんですね。

よくあるのが、英語の単語だけ覚えて例文を覚えていないパターン。

単語はよくわかっているのに、使い方がわからないのでテストの点が取れずにもったいない子もいます。

かつての私が単語を覚えられなかった理由もここにありました。

または、数学の公式は覚えているのに、少し問題が変わると解けなくなるパターンです。

数学の公式も、使い方までわからないと何の意味もありません。

前述の勉強法に『最初は問題集の解答を暗記する』という勉強法をご紹介しましたが、これは暗記をしているようで、実は問題の解き方を理解することにつながっています。

アイデアは、自分の頭の中の引き出しにある事柄の組み合わせです。

実際にはただ暗記しているのではなく、理解を深めているのですね。

理科や社会は暗記科目と言われますが、ただ暗記をしても理解は深まりませんし、すぐに忘れてしまいます。

理科も社会もストーリーが作れると、覚えやすく忘れにくいです。 今は動画学習サービスが豊富です。 個人的には動画学習はそれ自体がストーリーになっているので、頭に入りやすいのだと感じています。

先生が講義をしている→問題を先生が解説してくれる→自分で類似問題を解いた。

これも一つのストーリーになります。

学校の授業も同じ構成ですが、動画を見ながら行うことで、好きなアニメや映画を見る感覚と同じような感覚で頭に残りやすいです。

アニメや映画のストーリーって何年経っても覚えていたりしませんか?

私は天空の城ラピュタが大好きだったのですが、おおすじ脳内再生できます。

最近ではスパイファミリーにハマり中ですが、何度も見たわけではなくてもストーリーは忘れません。

人間の脳には、ストーリーを記憶に留めやすい性質があります。

勉強も同じようにストーリーで覚えれば、記憶に残りやすくなるんです^^

問題集に向かう時間は必要です。でも問題集はアウトプット。

その前のインプットは動画教材を使うのが最短です。

勉強苦手が得意に変わった動画教材はコレ

わが家で使っているのはCMでもお馴染みの『スタディサプリ』です。

正直、これまで通信教材は色々と試してきました。進研ゼミから始まり、タブレット学習に特化したスマイルゼミ、Z会も試しました。

どれも良かったと思うのですが、うちの息子には向いていなかったようです。

サッカーで忙しい中で短時間で取り組めるという面では、スタディサプリは最強だと思います。

なんと言っても1講義が5分程度。勉強する習慣がない息子でも取り組みやすかったようです。

5教科で 倍速機能があるので、最初は通常速度、2回目以降は1.5倍速なんて使い方もでき気軽に復習できるのがいいです。

また、同じ料金のままで小学4年生〜東大受験講座まで試聴可能です。

わかりにくい単元は小学生から戻って学習したり、得意な科目はどんどん先に進んで理解を深めることもできます。

そして、これは裏技的な使い方ですが、他学年の講座も試聴できるので1アカウントで兄弟何人でも使うことができちゃいます。

トップページは登録した子の学年ページになりますが、他の学年に切り替えて使えば問題なく使えますよ。

スタディサプリはお財布にも優しいので親も大助かりです。こんなに安くて良いのかな?と心配になるくらいです。サッカーにお金がかかるので本当にありがたい。

あと、わが家で大活躍しているのが英検対策講座です。

英検を持っていると、高校受験、大学受験で優遇してくれる学校もあります。

積極的に受験しておくと何かとお得な英検。

スタディサプリの英検対策講座を試聴してから過去問に取り組むと、漠然と問題集に取り組むよりも効率がいいのでオススメです。

サッカーと勉強の両立に困り塾に行くか迷ったら、まずはスタディサプリから始めてみるのがいいですね。

学習系のYouTube等にも挙がっていたりしますが、スタディサプリの講義は有料なだけあってわかりやすさが段違いです。

スタディサプリを導入している進学校が多くなっているのも納得です。

サッカーばかりやっていた我が家の息子は、スタディサプリを始めてから勉強がわかるようになり楽しくなったようです。

勉強時間ゼロだったサッカー小僧が、サッカーの練習がある中でも休み時間などの隙間時間を使って毎日3時間の勉強をするようになったきっかけはスタディサプリでした。

サッカーと勉強は両立させることができます。

どちらか片方を諦めなくてはいけないなんて事は全くありません。

正直、練習や試合でクタクタの中で勉強をするのは大変です。

でもだからこそ、効率的に勉強する知恵も付くと思っています。 子供たちにはどちらも掴み取る人生を選択して欲しいと、切に願っております。

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次回は、具体的な時間の管理方法について、実際の息子のタイムスケジュールを交えてお伝えさせて頂きます。

お楽しみに^^