サッカーのコーチと合わない時の対処法は?

サッカーのコーチと合わない…。コーチが苦手。

子供が突然こんな事を言い出したら、どうしていいかわからなくなりますよね。でも、実はサッカーのコーチが苦手でサッカーを辞める選択をする子の少なくありません。コーチと合わない事が原因で、サッカー自体を辞めてしまうなんた勿体無いです。

今回は、サッカーチームのコーチと合わない時の対処法をご紹介します。

コーチと合わない理由を探る

まずは、サッカーのコーチと合わないと感じた理由を探ることから始めてみましょう。

なぜ探る必要があるのかと言うと、子供の場合コーチと合わないと感じている原因が直接コーチにないことも多いからです。

具体的には、

  • チームの仲間から悪口を言われているのに、相手に注意してくれないコーチが苦手と感じているケース
  • 試合に出られない事を辛く感じていてコーチが嫌いとなっているケース

などです。

これらの場合には、コーチとの関係を考えるより、仲間との関係を改善したり、試合に出られるように上達する方法を探す事の方が根本的な解決ができるはずです。

このように、お子さんの悩みの本質がどこにあるのかを親がしっかりと見極めてあげる必要があると思います。

この時注意したいのは、親が決めつけない事です。

子供は自分の気持ちを上手に言葉にする事ができません。そうすると、ついつい親がフォローのつもりで口を挟みたくなってしまいます。

でも、ここはちょっと我慢です。

周りから見ていて感じたことを子供に押し付けることなく、子供が感じていることをそのまま理解してあげてください。

子供って、大人が感じていることと全く違うことを思っていたりもします。子供のためと思って親がとった行動が、本当は子供が望んでいたことではなかった…なんて悲しい結末を避けるためにも、結論を急がずゆっくりとお子さんとお話ししてあげてください。

サッカーのコーチと合わない対処法

お子さんの気持ちがわかったら、実際の対処法に入っていきましょう。

コーチと話す

コーチと合わないと感じたら、まずはコーチとの対話を心がけてみてください。お子さん自身も親御さんも、コーチとトコトン話す機会を設けてもらうのがオススメです。

人間は言葉にして伝えないと想いは伝わりません。これは、コーチと選手であっても変わりません。

例えばサッカーチームのコーチの言葉がけが苦手と感じていたとしても、コーチからしたら意図があってそのような言葉にしている可能性もあります。

でも、その言葉でお子さんが辛い思いをしているなら、やはり伝えるべきです。お互いの気持ちが分かれば、気持ちがラクになる事も多々あります。

相談があると言って、時間を作ってくれないコーチはいないはずです。直接コーチ本人とお話しにくい時には、他のコーチに相談する形でも良いと思います。

コーチ間でうまく共有してくださると思いますので、まずはコーチとコミュニケーションを取ってみてください。

他の居場所を作る

所属チーム以外に、サッカーができる環境を作るのも一つの方法です。一番簡単な方法はサッカースクールに行くことです。

サッカースクールで良いコーチに出会うことで、チームのコーチと合わないモヤモヤを乗り越えられる事もあります。

子供は意外とタフです。自分を理解してもらえる場所があれば、他の場所で戦えます。

中には、技術はスクールで磨き、チームは試合をする場所と割り切ってチームに所属する子もいます。

時間をおいて様子をみる

様子を見るというと何も解決しないように思われるかもしれませんが、時間を置いて少し気持ちが落ち着く事もあります。

意外と、子供は大人よりも強い面もあります。

お子さんの話を聞きコーチと対話をしたら、少し様子をみても良いかもしれません。それでも解決しない場合には、次のステップを考えてみましょう。

サッカーチームを移籍する

最後の手段は、チームの移籍です。

私はチームの移籍は悪い事だと思いません。レベルや状況に合わせてチームを移るのは、むしろ良い事だと思います。

身近でもチームの移籍はよくある話ですし、ネガティブに捉える方も少ない印象です。

コーチと合わないからサッカー自体を辞めてしまう子もいますが、これは非常に勿体無いです。辞めるのは、他のチームに移ってからでも遅くありません。

チームを移籍するときには、何度か体験に行きコーチの様子、子供の様子、チームとしてのまとまりなどよく観察するようにしましょう。

コーチと合わないという事が連続して続いてしまうと、子供の心も折れてしまいます。

サッカーをするのはお子さんです。親の意見や気持ちもありますが、子供の意思を尊重するようにしたいですね。

疲労回復でポジティブ思考に

子供たちを見ていると、サッカーの疲れが溜まると思考もネガティブになってくるようです。メンタルコントロールの意味でも、私はリカバリー(回復)には気を配る必要があると感じています。

疲労回復にはバランスの良い食事と、質の良い睡眠を欠かすことができません。

そうは言っても、365日毎食の食事を管理するのは難しいですよね。そこで、私はジュニアアスリート用のサプリを追加しています。

栄養バランスが良くなると、子供たちの気持ちが安定するのを実感しています。私たち大人も体の調子が悪いと気持ちが落ち込みますし、調子がいいと気持ちも前向きになりますよね。

子供の心と身体のために、栄養バランスはいつも考えてあげたいですね。

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まとめ

子供は周囲の大人の影響をモロに受けます。サッカーで言えば、コーチを尊敬し信頼できていれば練習もよく頑張ります。一方で、コーチと合わないと感じてしまうと、サッカーの練習に行きたくなくなったり、サッカー自体が嫌いになってしまうことも。

本当は、周囲の大人は子供の性質をよく理解した上で、子供一人ひとりの性格を考えながら指導していくべきなのでしょうが、チームに多区の子供がいるとなかなか難しいこともあります。

子供と大人のモノの考え方は、実は全く違います。

個人的には、コーチの方々にはサッカーだけでなく児童心理学を学んだ上で、ご指導いただきたいと思っています。実際に児童心理を学ばれているコーチもたくさんいらっしゃいますが、そうでないコーチもいます。

お子さんの性格も様々なように、コーチも様々です。

だからこそ、お子さんの一番身近な大人である親御さんが、お子さんの話をよく聞いてあげて欲しいと思います。子供は自分の悩みに寄り添い、一緒に考えてくれる姿勢を見せてもらえるだけでも、気持ちがラクになれます。

コーチもチームの仲間。せっかくサッカーをやっているのですから、チーム全員が尊重し合えるチームであると嬉しいですね。