サッカーキッズの必需品となるのが、サッカーシューズ。
新作のカッコイイシューズに目を輝かせる子供たちですが、デザインでシューズを選ぶのは危険です。
3人の子供たちがサッカーをしている我が家。
今でこそ子供のサッカーシューズ選びのお供にも慣れたものですが、失敗もしています。
今回は子供のサッカーシューズ選びで気をつけたいポイントと、我が家の失敗談をご紹介します。
子供のサッカーシューズ【トレーニングシューズとスパイク】
まずは、少しだけ基本的なお話です。
*既にサッカーを始めていて「トレーニングシューズ」と「スパイク」の違いをご理解頂いている方は、ここは読み飛ばしてください。
サッカーシューズには大きく分けて2種類あります。
「トレーニングシューズ(トレシュー)」と「スパイク」です。
サッカーをする時はスパイクというイメージもあるかと思いますが、身体が出来ていないうちからスパイクを履くことでケガの原因になることもあります。
また、グラウンドによってはスパイク禁止の所もあります。
移動の時にもトレーニングシューズは大活躍。
まずはトレーニングシューズを履いて、身体が大きくなってきてからスパイクを履くイメージです。
「いつからスパイクを履くか?」にと悩まれたら、こちらの記事もご参考になさってみてください。
トレーニングシューズとスパイクの選び方
大きすぎるシューズはNG
子供の足はどんどん大きくなります。
そのため、普段履き用の子供のスニーカーは、いつも少し大きめの靴を選んでしまいます。
でも、サッカーのシューズはだけはピッタリサイズを選ぶようにしています。
ちょっと勿体無い感じがするのですが、週5でサッカーをする子供の場合だいたい3ヶ月くらい、週1〜2くらいでサッカーをする幼児や低学年の子の場合には、およそ半年くらいでシューズにダメージが出て来ます。
そのため、サッカーシューズを履く期間だけ持てばいいので、スニーカーよりもピッタリ目で大丈夫なのです。
我が家もサイズアウトの前にサッカーシューズの買い替え時期がきます…。
サッカーシューズは安い買い物ではないので3ヶ月毎のシューズ代は痛い出費ではありますが、サッカーをする上で一番大切な足を守ってくれているものなので、できるだけいいコンディションを保つことは必要経費だと割り切るようになりました。
シューズは必ず試し履きする
スポーツ用品店でセールになっているトレシューやスパイクを見ると、節約のためについつい買い置きしたくなります。
でも、その子によって合うシューズは違います。
メーカーによっても履き心地が違いますし、シューズの形によっても違います。
基本的には店舗で購入しますが、どうしてもネットでシューズ購入する時には、既に履いたことのあるシューズのみにしています。
サッカーシューズをプレゼントにしたり時には、事前に試し履きをしたことのあるシューズをプレゼントした方が安心ですね。
試し履きのポイント
サッカーシューズのサイズ合わせの時には、シューズを履いたら地面に踵をトントンと軽く打ち付けてからサイズをみるのがポイントです。
ただ履いただけでは、靴の中で余計なスペースが出来ていることがあります。
慣れるまでは、サッカーショップで店員さんに見てもらういいですね。スポーツ用品店のスタッフさんならサッカーシューズにも詳しいかと思いますが、メーカーの特徴の違いや対応グラウンドの違いなど詳しく教えてくれるのはサッカーショップの店員さんの方が上のような気がしています。
慣れるまでは、サッカーショップでトレシューやスパイクを購入するといいかもしれません。
シューズの買い替え時期
ポイントのすり減り
トレーニングシューズやスパイクの裏の凸凹が減ってくると、サッカーのプレー中に滑りやすくなります。
そのため、靴裏がすり減りが目立って来たら買い換えるようにしています。
シューズ裏のすり減り方で、子供の体重のかけ方が正しいか確かめることもできるので、私はこっそり確認しています。
親指あたりがすり減りやすいので、定期的にチェックしてみるといいですね。
シューズに穴が開く
子供のサッカーシューズは合成皮革でできている物が主流です。
丈夫で管理しやすいのですが、あまり厚みがある物ではありませんので使っているうちに穴が開くこともあります。
あとは、シューズと靴裏の間が剥がれてくることもあります。
剥がれがあるとボールが蹴りにくくなりますので、買い替え時期です。
インソールの減り
シューズのインソールも傷みやすいです。
インソールの状態ってなかなか確かめにくいのですが、サッカーにおいてインソールは大切です。
サッカーをした後はインソールを抜き出し、状態を確認チェックする習慣をつけておくとベストです。
ついでにインソールとシューズを陰干ししておくと、匂い対策にもなります。
インソールが貼り付いて抜き出せないタイプのシューズの場合には、シューズの中に手を入れて状態を確かめ、新聞紙を入れて湿気対策をしておくと良い状態が長持ちします。
インソールは別で購入するのがオススメ
シューズの中には既にインソールが入っていますが、足を守ったりプレーの質を向上させるためには、別売りのインソールを使うのがオススメです。
たかがインソールですが、されどインソール。
うちの子供達は、別売りのインソールに変えるようにしてからケガの頻度が減りましたし、足の疲れも軽減されたそうです。
インソールはカットして使います。
元々シューズに入っていた
今ではシューズを購入するときは、必ず一緒にインソールも購入し、ショップの店員さんにカットしてもらいます。
シューズ選び失敗談
消耗品とも言えるサッカーシューズだからこそ、選ぶ時には少し慎重になるくらいで丁度いいです。
フラッと立ち寄ったスポーツ用品店で、子供のスパイクが激安で売っていたことがあったんです。
「良いスパイクがこんなに安く買えるなんて!」
ちょっとサイズは大きかったのですが、「足はすぐに大きくなるから問題ナシ!」と意気揚々とスパイクを購入して帰りました。
そして、子供の足が大きくなり履いていたスパイクがサイズアウト。いよいよ購入しておいたとっておきのスパイクを履かせる時が来ました。
憧れのスパイクに子供も大喜び!
「よっしゃ!買っておいてよかった!」と心の中でガッツポーズです。「さすが私、いい買い物をした」と誰もが思っていたのすが…
新しいスパイクを履き始めて2週間くらいたった頃。
「このスパイク履くと足が痛い…」と、子供が言い始めたのです。
足を見ると、足の側面が少し赤くなっています。どうやら、足の幅が合わなかったようです。縦方向はバッチリでしたが、横がね…。盲点でした。
靴は履いてみないとわかりません。単純にサイズだけではありません。
靴の幅やフィット感など、自分の足にピッタリ来るシューズでないと足に負担がかかってしまいます。主婦としては、ついついシューズ代も節約したくなりますが、苦い教訓になった出来事でした。
サッカーというスポーツは足があってこそのスポーツ。常に足と一緒になるシューズは、こだわるべきだと言うのが私が子供達のサッカーを見てきて感じた結論です。
ぜひ、お子さんの足にフィットするシューズを一緒に選んであげてください。こんな私ですが、今は子供のシューズ選びには、かなり真剣にお付き合いしてます。笑