子供が習い事に真剣に取り組まない!辞めさせるべき?

子供が習い事に真剣に取り組まない時、どう対応していいか悩みますよね。

私も3人の子供がいますが、それぞれ習い事イヤイヤ期もしくは、なんとなく行ってる期がありました。
(先日、めでたく3人目がはじめての習い事イヤイヤ期に突入しました。苦笑)

今回は、子供が習い事に取り組まない時は辞めさせた方がいいのかご紹介します。

子供が習い事に真剣になれない理由は?

まず大切なことは、お子さんが習い事に真剣になれない理由を聞くことです。

・習い事のレベルが合わない(簡単すぎたり、難しすぎたり)
・単純に習い事に飽きてしまった
・習い事の友達とうまくいっていない

はたまた、習い事とは関係ない学校などでトラブルを抱えているかもしれません。

一見習い事とは関係なさそうな学校などでのトラブルも、習い事に真剣になれない要因になることは多々あります。

私たち大人もプライベートで辛い出来事があれば、仕事中にパフォーマンスをフルで発揮することが難しいこともあります。私の場合、メンタル弱々なので家事もはかどりません…。

大人でもそうなのですから、子供はもっと顕著です。

子供が習い事をちゃんとやらないとお金を出しているこちらとしてはイライラするこどありますが、まずは一旦お子さんの言い分を聞いてみてあげてください。

子供は子供で、たくさんの事を抱えています。今の子供は本当に頑張り屋さんです。

イライラするのは後からでもできますから、まずは対話を心がけてみてください。

その『習い事』の位置づけは?

今習っている習い事の位置付けは何でしょうか?

子育てには軸があると思います。

芸術系の習い事、運動系の習い事、勉強系の習い事…習い事にもカテゴリーがあります。

小さいうちはバランス良く習っているご家庭もあるかと思います。でも、いつかは絞る時期がきます。

子供の習い事は(小さいうちは特に)親の希望が入っていることが多いですが、お子さんも親と同じ気持ちで習い事をしているとは限りません。

今やっている習い事は何のためにやっているのか、一度お子さんと一緒に考えてみるのもいいかもしれませんね。

「その習い事を将来の仕事にしたい」

「なんとなく続けてきた」

「何のためにやっているかわからない

子供からどんな答えが返ってくるかドキドキしますが、気持ちの共有をしておくことは、今後も良い親子関係を築くためにも必要な事だと思っています。

『辞める』以外の選択肢もある

大人はついつい黒か白の選択を求めがちですが、辞めるか辞めないか以外にも選択肢はあります。

ちょっと休んだっていいんです。

いつも全速力で走っていたら疲れてしまいます。一休みの時期だと思い、習い事を休み日も受容してあげませんか?

ダラダラ続けても意味がない!と言われることもあります。確かに線を引くべき時もあります。

しかし、子供が「辞めたい」と言っていないならば、習い事に真剣な姿勢が見えなくても少し待ってあげるのも方法の一つです。

辞めることから気付くこともある

人間当たり前にある物の大切さには気付きにくいものです。

病気になって初めて健康な体のありがたみがわかったとか、別れて大切さが身にしみた…なんて経験がある方もいるかもしれません。

子供だって同じです。
今まで当たり前にやっていた習い事が本当にやりたいことなのか、わからなくなる事だってあります。

でも、それは成長です。自分自身と向き合っているから直面する壁です。

そんなときには、一度習い事を辞めてみるのも1つの方法だと思います。

辞めてみて、それでもやりたいと思ったらまた始めればいいんです。一度辞めてから再度はじめた時の習い事への取り組み方は今までとはガラッとかわっているはずです。

だって、本当にその習い事が好きだ!とお子さんが気づいたのですから当然頑張ります。

『習い事を辞める』というと、ネガティブなことのように聞こえてしまいがちですが、ポジティブな面もあると思います。

あまりに習い事に集中できないようでしたら、一度お休み期間を設けたり、辞めてみるのもアリです。

実際、わが家では辞めさせたことでいい方向に行った経験がありました。

娘のサッカーに対する意欲が薄くなってきて「これでは練習中や試合中にケガをする」と感じたので、「一度サッカーは辞めて他の事をしてみたら?」と提案しました。

娘はサッカーを辞め水泳を始めたのですが、半年後に自ら「サッカーをやりたい!」と申し出てきました。

水泳も楽しかったようですが、サッカーをしなかった事で自分がどれだけサッカーが好きで、どれだけサッカーが大切かを再認識できたようです。

それまでは、自主練なんて無縁だった娘ですが、サッカーを再開してからは自ら進んで自主練習をするようになりました。

一度辞める事で見えてくるものもあります。

一度辞めると取り返すのが大変…と思われるかもしれませんが、子供の人生は長いです。嫌々ながらも踏ん張る時間も大事ですが、自分の気持ちに気付くための時間も必要なのかもしれません。

まとめ

子供は繊細で、気分屋さんです。

習い事に真剣に取り組まずイヤイヤ言っていたかと思えば、突然火がついて真剣に取り組み始めることもザラにあります。

お子さんが習い事に真剣になれない理由は何なのかを一緒に受け止め、状況によっては辞める事を許容してあげてもいいのかもしれません。

いやね、親の本音としたら、これまでの親の努力とつぎ込んできたお金を考えると、簡単に辞められるのはたまったもんじゃありませんよっ!!!(経験者は語る…)

でも、お子さんの人生を生きるのはお子さん自身なんですよね。

習い事が子供の人生を豊かにしてくれる事が、何よりも大切なのかなぁと考える今日この頃です。

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