サッカーは走るスポーツです。そして、サッカーはマラソンをしながら何本もダッシュを繰り返す、体力的にも辛いスポーツです。その特性から、どうしても足が速い方が有利なのは事実。
特に、小学生くらいまでは足の速い子=上手いになる傾向も見られます。サッカーをしている我が子を見ている中で、
- あともう少し早く走れれば・・・
- 何とか足が遅いのを克服して、サッカーをもっと楽しませてあげたい
とお考えの親御さんは多いです。
わが家の長男も足が遅く、サッカーをしている中で、悔しい思いもいっぱいしてきました。そんな中、陸上先生に足を早くする方法をご指導頂き、息子の足の速さも飛躍的にUPしました。足が遅いのを克服する方法をご紹介します。
4つのトレーニングで足が早くなる!
腕をまっすぐ振る
走っている時に腕がまっすぐに振れていない子は多いです。腕が斜め後ろに向かってしまうと、足は遅くなってしまいます。走るときは、足だけでなく腕の振りの勢いで走ります。
しっかりと真後ろに腕が振れるよう、止まったまま腕の振りの練習をしてみましょう。まずは、走っている姿を動画に取り、子供と一緒に確認してみるといいですね。
太ももは上げる
走るときの歩幅は、狭いよりも広い方が速く走れます。でも、意識的に歩幅を広げようとすると、フォームが崩れます。
そこで心がけたいのは、太ももを上げること。太ももを上げると大きく足を踏み出すことができ、さらに膝をしっかりと曲げるため足の運びがスムーズに行えます。
インナーマッスルを鍛える
体のバランスをとっているのが、インナーマッスルです。インナーマッスルを鍛えると体のブレがなくなるため、余計なエネルギーロスがなくなり、足が速くなります。
サッカーをする上でも、パフォーマンス向上のために体幹トレーニングは必須です。
足の指の筋肉を鍛える
走っている時には、足の指で地面を蹴って前に進みます。走る上で欠かせないのが、足の指の筋肉です。しかし、最近の子ども達は裸足で過ごすことが少なくなり、足の指の筋力が衰えている傾向にあります。
足の指でタオルをつかむ練習をすると、足の指の筋肉を鍛える事ができます。
体を支え、バランスを保つためにも必要な筋肉です。サッカーでも、強いシュートを打つ時は片足で体を支えなくてはなりません。
まとめ
足が遅いのはあきらめず訓練すれば、ある程度までは簡単に速くなります。子供が足が遅いのを克服し、本人が足が速くなたことを実感できると、サッカーもより楽しくなりますので、練習に力が入るようです。
「追いつけなかった子に追いつけた!」
「走り負けなかった!」
一つ一つの経験が子供の自信となっていきます。足が遅いからサッカーに向かないと悲観するのではなく、親も一緒に子供の苦手ポイントと向き合っていきたいですね。
>>足が遅くても大丈夫!?テクニック上達のポイントは○○だった!?