篠田麻里子さんが結婚の決め手の1つに子供の頃から玄米を食べていたことを挙げていたことから、玄米ブームが再熱しています。でも玄米は子供食べても体に良いのか気になります。子供も食べることができるなら、子供の栄養管理にも取り入れたいですよね。
今回は、玄米は何歳から子供が食べても大丈夫か?子供の栄養補給にも効果的なのか?をご紹介します。
玄米は子供も食べれられる?
栄養豊富な玄米。昔は白米ではなく玄米を食べていたので、子供も玄米を食べることができます。
ただ、玄米は白米よりかなり固く、消化にも時間がかかるので、しっかり噛めるようになった年齢から食べ始めるのがいいですね。
歯が生えそろい、「プチプチってするから、いっぱい噛んでね!」と言えば言葉が通じる年齢からはじめるといいと思います。具体的な言えば、3歳以降がおすすめです。
玄米は噛む習慣がつくことから、積極的に子供の食事に取り入れる方もいます。
子供が玄米を食べる時の注意点
子供が玄米を食べる時にはいくつか注意点もあります。
しっかり噛んでいるかチェック
玄米をしっかり噛むと顎が痛くなります。子供は顎が疲れてくるとよく噛まずに飲み込んでしまうこともあります。
噛まずに飲み込むと喉に支えやすいだけでなく、便秘になったり、逆に下痢をしてしまうこともあります。子供が玄米を食べる時には、ちゃんと噛んでいるかをチェックしてあげましょう。
食物繊維の取りすぎで便秘になることも
玄米には食物繊維が豊富です。便秘がちの方なら便通がよくなって有難いのですが、子供のお腹はデリケートなので、食物繊維を多くとりすぎると便秘になってしまう体質の子もいます。
玄米を初めて食べる時には、ウンチがちゃんと出ているかも気にかけてあげたいですね。
玄米を食べる時はカルシウムを多めに!
育ち盛りの子供の場合、玄米が成長を脅かす可能性もありますので注意も必要です。
玄米に含まれる『フィチン酸』という成分は、カルシウムや亜鉛などのミネラル分と結合して不溶性にしてしまうため、カルシウムの吸収をしにくくする性質があります。育ち盛りの子供が玄米を食べる時には、いつもよりも多めにカルシウムを摂るように意識しなくてはいけません。
個人的には栄養状態による要因も大きいと思いますが、昔は玄米を毎食食べていたためカルシウム不足陥ることも多く、骨粗しょう症になる人も多かったと言われています。
子供の骨の成長には、大人よりも多くのカルシウムを必要とします。玄米を食べる時には、カルシウム不足にならないように小魚や干しエビなどを使うなど、献立にも気を配ると安心です。
子供には玄米よりも発芽玄米がおすすめ
子供が玄米を食べる時の最大のデメリットがカルシウムの吸収の悪さですが、このデメリット無しに玄米のミネラルや食物繊維を摂ることができるのが発芽玄米です。
発芽玄米は発芽させることでのフィチン酸はミネラルと結合しなくなり、カルシウムの吸収を邪魔しません。それどころかミネラルの吸収を助けてくれるようになり、カルシウム吸収率もアップします。
さらに発芽玄米は玄米と違って炊くのもラクラクです。玄米コースのない炊飯器でも通常炊飯で炊けますし、玄米特有の香りも少なくて食べやすいです。
白米と発芽玄米を2:1で混ぜて炊くのが一般的な炊き方で、固さも玄米のみよりも柔らかいので、初めて食べる子供でも抵抗なく食べられます。よく噛むとプチプチとした食感は楽しめるので、噛むことを促すのにはピッタリです。
玄米は3歳以降でないと食べるのがなかなか難しいと思いますが、発芽玄米なら1歳半くらいから食べられます。
うちの子は1歳半から発芽玄米を食べていますが、しっかりとモグモグ食べていますし、お腹の調子も絶好調です。小さい頃から発芽玄米を食べていなかった兄に比べて、体もガッチリしているのは発芽玄米のおかげもあるのかもしれません。
発芽玄米はどこで買えるの?
発芽玄米はスーパーのお米コーナーにあります。大抵のスーパーにはこじんまりと1キロくらいの発芽玄米が置いてありますので探してみてください。もち米や麦飯と並んであることが多いです。
価格はだいたい千円前後です。比較的試しやすい価格なので、ぜひ子供の献立の1つとして取り入れてみてください。
発芽玄米が初めてなら、やっぱり美味しい発芽玄米を試してみるのがいいと思います。発芽玄米は美味しいものですが、メーカーによってはなんか固かったり、玄米特有の香りが強くて子供には食べにくかったりしました。
いまなら発芽玄米売り上げナンバーワンのファンケルの発芽玄米が、1.5キロ 780円で試すことができます。
スーパーだと1キロで千円前後なので、この価格はかなり安いです。味も確かですし、何より無添加のファンケルなので、品質も安心できます。子供には安心できるものを食べさせてあげたいですからね。
定期購入の約束などもありませんし、気軽に試すことができるのもメリットです。
【安い、安心、おいしい】と3拍子揃っているのが逆に疑わしく感じるほど、良いことづくしのキャンペーンですので、ぜひキャンペーンが終わる前に試してみてください。
まとめ
- 玄米は子供も食べられる(推奨は3歳以降)
- 玄米を食べるとカルシウムが不足しやすい
- 発芽玄米ならカルシウムも吸収されやすいので子供は発芽玄米の方がおすすめ
- 発芽玄米は炊くのも簡単
子供は偏食の時もありますし、玄米や発芽玄米を活用して賢く栄養補給をさせてあげたいですね。
わが家ではファンケルの発芽玄米を食べていますが、子供たちは白米よりも発芽玄米の方がよく食べます。
おやつも発芽玄米で作ったおにぎりをねだるほどです。発芽玄米は白米よりも噛むほどに甘みを感じるので、子供たちも咀しゃく回数が増えました。