水分

「小学生の子供が水分をとってくれなくて…」と人知れず悩んでいるママさん、結構多いです。私もその1人。
水分不足になると夏は熱中症が心配ですし、夏以外の季節でも摂取水分量が少ないことが病気の原因になったりするので、ヒヤヒヤします。

子供が水分をとらない理由、そしてわが家で子供に水分をとらせるためにやっている対策をご紹介します。

子供が水分をとりたがらない理由&解決法

喉が渇かない⇨時間を決めて水分補給

子供は水分をとることの重要性を理解していません。喉が渇かなければ水分を摂らないという子も多いものです。

子供ってあれこれ興味が移り変わって忙しいので、

赤ちゃんや幼児は、喉が渇くから水分を欲しがるという感じですが、小学生になれば理解力もついているので【水分は喉が渇くから摂るものではなく、定期的に摂るものだ】と教えるのもいい方法です。

1時間に1度水分を摂るようにするという決まり事をつくるなど、してみてはいかがでしょうか?

水やお茶が苦手⇨飲み物のバリエーションを増やす

水分補給といえば水やお茶。学校に水筒を持って行っているお子さんも多いとおもいますが、うちの子が通っている学校から指定されている水筒の中身も水かお茶です。

でも、子供って水やお茶が苦手というか、あまり好きでない子もいますよね。私も子供の頃水やお茶が苦手で、水分補給を渋っていたタイプなので気持ちはよくわかります。

水やお茶が苦手な子にオススメなのが、飲み物のバリエーションを増やす方法です。

学校では水とお茶という縛りがあっても、この縛りの中で何を持って行っても自由なはずです。水と一言で言っても、ミネラルウォーターは硬度によって水の味が違いますし、もっと言えば産地によっても違います
そんなの子供にわかるんかい!?と思いがちですが、水やお茶が好きでない子って、少しの違いに気づく子も多いです。
お気に入りの水が見つかればゴクゴク飲むパターンもあるので、試してみてもいいかもしれません。

一方で、水やお茶は味がないから嫌という子もいます。
味が欲しいタイプの子にはレモン水がオススメです。レモンの爽やかな香りが少し水に移るだけでも水が飲みやすく感じます。輪切りのレモンを水に入れておくのでもいいですし、わが家では時間がない時にはポッカレモンを水に少量入れてレモン水を作っています。

レモンは酸なので、水筒に入れる場合には、スポーツドリンク対応の水筒を使うようにしてくださいね。

お茶も色々な種類があります。お子さんに飲んでもらうお茶としてはカフェインが入っていないお茶がいいと思います。わが家では定番の麦茶のほかに、ルイボスティー、ごぼう茶などを水筒に入れて持たせています。ルイボスティーやごぼう茶は、パッケージに表示されているよりも薄めに作ってあげると飲みやすいようです。

麦茶って美味しいのですが、うちの子達は毎日麦茶だと飽きてくるそうです。
お茶にも変化をつけてあげると、「今日は何のお茶とかなぁ?」とちょっとした楽しみになってくれるといいなぁというワクワク大作戦です。

どれくらい飲めばいいかわからない⇨見える化でわかりやすく

水分をとりなさい!と言われても、子供はなかなかどれくらいの量の水分を摂ればいいのか分かりにくいものです。
大人だって自分に必要な水分量をちゃんと理解できる人の方が珍しいのではないかと思います。
ちなみに、私はよくわかっていません。だから自分に1日食事以外に1リットルをノルマ化しています。

子供はもっとわからないと思うで、私は洗った500mlのペットボトルを2本用意して(学校に水筒を持参している日は1本)、その中に8割くらいお茶や水を入れています。

入れる量を8割にしているのは、満タンに入っているよりも心理的な抵抗を少なくするためです。スーパーで98円って書かれていると、100円って書かれるよりずっと安く感じるじゃないですか。同じような心理作戦です。笑

そして、少しずつでもいいので全部飲むことを約束にしています。

良かったママ

ポイントは、ペットボトルのラベルは剥がして中の残量をわかりやすくしておくことと、ペットボトルに名前を書いて自分の分であることを認識させることです。

ペットボトル作戦を導入してから、わが家の子供達はお風呂上がりにグビグビと水分を摂るようになりました。たまにはお風呂に自分のペットボトルを持ち込んで、湯船に浸かりながら飲んでいたりも…苦笑

子供は家の中を持ち運ぶ分には、水筒よりもペットボトルの方が持ち運ぶ気になるようです。

子供と話すことも大切

やはり子供自身に水分を摂ることの必要性を知ってもらうことも大切です。大きくなって親の管理下から離れてもしっかり自分の健康管理ができる人間に育てることも、親の大切な仕事のひとつだと思っています。

穏やかに、でも真剣に話すがポイント。子供はすぐに忘れてしまうかもしれませんし、「うるさいな!」と反発されることもあるかもしれません。あまりうるさく言うと逆効果になることもあるので難しいところですが、子供に響く伝え方をあれこれ試してみています。

わが家の子供達の場合は、将来プロサッカー選手になるのが夢なので、「〇〇選手は水分補給もトレーニングの1つと考えているっていう記事を見つけたよ」とか私自身の実体験を踏まえて「お母さんは水分を取らないでいたら腎盂腎炎っていう怖い病気になったことがあるんだよ。あなたはサッカー選手になりたいから、病気になんてなったら大変だよね。嫌かもしれないけど、お母さんみたいに病気になったら大変だから水かお茶を飲んで欲しいな。」と伝えたりしています。

憧れの選手の言葉や、身近な人の実体験は子供にも響きやすいです。

子供には1000回伝えてやっと伝わるという言葉もあります。
水分摂取は子供の健康を守るために大切な教育の1つです。伝え方を変えながら、しっかり子供に伝えていきたいですね。

まとめ

子供が水分をなかなかとってくれない場合には、水分をとる目的と、自分が飲むべき水分の量を明確にしてあげることで、子供がわかりやすくなります。

水分補給は、健康に欠かせない大切なことです。

小児科のお医者さんに、「水分と睡眠はたくさんとって害になることはない。」と言われました。子供のうちは特にですね。お子さんにあった水分摂取方法を見つけていきましょう。

また、新たな方法を試して成功したらこちらでシェアさせていただきます。

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