セレクション合格のためのスクールやキャンプを運営しているゴールアシスト。お子さんがセレクションを狙っている場合、ゴールアシストの名前を目にする機会もあるかと思います。
ゴールアシストはセレクションに特化したカリキュラムでの指導をしてくれる、とても珍しいタイプのスクール&キャンプです。でも、ネットで調べると「評判 良くない」なんてワードを目にするものだから気になります。親として評判のいい、子供を本当に伸ばしてくれるスクールにお願いしたいですもん。
『実際にゴールアシストのセレクションキャンプ&スクールに行ってみたらから分かること』をお話させていただきます。
ゴールアシストの評判は良くないの?
まずは早速本題の「ゴールアシストの評判は良くないのか?」という部分についてですが、ゴールアシストを知っている人は、サッカーをやっている子の中でも少数派です。セレクションを狙っている子も、サッカー人口を考えると少数派です。
うちの息子は少年団チームでサッカーをしていました。強豪チームならセレクションを目指している子も多いのでゴールアシストを知っている方もいますが、少年団チームだとセレクションを考えている子は少数派で、ゴールアシストを知っている方自体がかなり少ないです。
ゴールアシストでは春・夏・冬休みにキャンプがあり、それとは別にスクールがあります。スクールは場所にもよりますが週1〜週2です。
キャンプだけの参加も可能です。うちの息子の最初は外部生としてキャンプに参加しました。
ゴールアシストのキャンプは、決まった会場に4〜5日間通うスタイルです。泊まりではありません。キャンプは東京と大阪で開催されており、息子が行った東京でのキャンプには名古屋や東北からも来ている子がいました。
遠方から参加している方は、会場の近くにホテルを取って来ているようでした。すごい気合の入り方です。
評判についてですが、毎回のキャンプで知った顔にお会いします。つまりリピーターが多い印象です。ゴールアシストは評判が悪いという内容の投稿もネットで見ましたが、実際に行ってみると評判が悪い理由は見当足らなかったというのが本音です。
ただ、受け身になるとなんの意味もないかもしれません。常に考えて、キャンプの後にはコーチに質問しに行ったりするくらいの気迫がないと、なんとな〜く過ぎてしまうかもしれません。
特に春夏はセレクションの直前もしくは真っ只中なので、U13クラスには上手な子が集まる傾向にあるようにあります。人数も冬に比べて多いですし、みんな気合いが入っています。球際の強さを磨くにはいい環境だと思います。
ゴールアシストキャンプは5年生での参加がおすすめ
うちの息子の場合、初めてゴールアシストの練習に参加したのは5年生になってすぐの春キャンプでした。最初の印象は、みんなとにかくスピードが早いということでした。
ゴールアシストのセレクションキャンプに行って寄せの早い子への対応や、オフザボールの動きが良くなりました。
チームに戻った時に一気に抜きに出た感じがあり、コーチやチームメイトに「春休みに何したの?」と聞かれたそうです。
ただ、6年生でゴールアシストのキャンプに参加したときには、前年ほど周りのうまさを感じませんでした。正直、期待して行ったので、ちょっとガッカリした部分もあります。
やはり1学年上の上手い子とプレーする武者修行の方が、短期間で成長しますね。(へこたれない気持ちの強さがあれば…)
セレクションとドリサルがあります
ゴールアシストには、セレクションキャンプ(スクール)とドリサルキャンプ(スクール)があります。
セレクションキャンプ(スクール)は球際を磨いたり、セレクションで見られやすい部分を強化するカリキュラムで、ドリサルは1対1の局面を磨くものです。
セレクションキャンプで他のママさんに話を聞く限り、セレクションキャンプとドリサルキャンプの両方に行っている子も少なくないようです。
ゴールアシストのセレクションの合格率って?
ゴールアシストを検討されているということは、Jクラブなり強豪チームなりのセレクションを視野に入れている方だと思います。たまに上達のためだけに来ている子もいるようですが、少数派だと思います。みんなセレクションを受けるために来ています。
そうなると、気になるのがセレクションの合格率。
ゴールアシストから合格率は公開されていませんので正確なことはわかりませんが、見ている限りでは多くの子がどこかのセレクションに受かっています。
ゴールアシストではセレクションに合格するとコーチに報告する子が大多数です。するとその日の練習前に「〇〇くんが□□に合格しました〜」とみんなの前で発表があり、みんなで拍手をしてから練習が始まります。秋になるとそんな光景をよく目にします。
Jクラブの下部組織の名前も聞きましたし、(もちろんスクールによって違いはあるのかもしれませんが)、ゴールアシストに通う多くの子がセレクションに合格している印象があります。
息子はゴールアシストのスクールってどう?
ゴールアシストのセレクションスクールでは2ヶ月毎にテーマがあり、毎月模擬セレクションがあります。自分でコメントを書いてコーチに提出するとコーチからもコメントが書かれて帰って来ます。
常に何を意識するべきかも練習の中で的確に声がけしてもらえますし、攻守の切り替えスピードも向上しました。
ただ、周りをみると通っているスクールはゴールアシストだけという子は少ないかもしれません。
ゴールアシストでセレクションで見られる部分を教えてもらい、それを他のスクールに通って技術を磨くというパターンなのかもしれません。
ちなみに我が家もゴールアシストの他にももう1つスクールに通っています。判断スピードをさらに上げるために、その辺りを徹底的に強化してくれるスクールに行き、ゴールアシストで上手な子の中でもそれを活かせるプレーを学ばせていただいていました。
ゴールアシストのメリット、デメリット
ゴールアシストにもメリットデメリットがあると思います。実際に通っていたから感じるゴールアシストのメリット、デメリットをお話します。
ゴールアシストのメリット
ゴールアシストのメリットは何と言ってもセレクションに関する情報です。
バンバンセレクションに受ける強豪チームに所属していれば嫌でもセレクションについての情報が耳に入ってきますが、そうでなければセレクションに関する情報は自分で調べるしかありません。
でも、ゴールアシストに入っていれば知りたい情報は教えてもらえますし、子供がセレクションに合格するためのアドバイスももらえます。
情報という部分はとても大きなメリットです。
どんなにサッカーが上手でも、チームが弱ければあまり目立つ機会も少ないので、スカウトからの声もかかりにくいです。ゴールアシストの本拠地はFC東京のスタジアムである味の素スタジアムです。そのため、ゴールアシストに所属する多くの子がFC東京の下部組織のセレクションを受けます。
毎年のフレッシュなセレクション情報を持っているのがゴールアシストであり、自分でそれを調べるには限界があるのでゴールアシストに頼るのは大きなメリットだと感じています。
ゴールアシストのデメリット
ゴールアシストのデメリットは、「自分で掴みに行く!」という意識がないと、得られるものが半減してしまうことです。
セレクションで必要な技術も、欲しい情報も全て自分から掴みにいく必要があります。スクールやキャンプに言ってなんとなく過ごしているだけでは、情報は教えてもらえません。
「こういう進路を考えている、自分の弱みは何か?」など積極的にコーチと話すことで、スクールの時の声かけもより具体的に教えてもらえるようになりますし、サッカー進路についても過去のスクール生の事例も挙げて選択肢を教えてもらえます。
こちらからどんどん行ければ、月謝以上の成果をものにすることも可能なスクールだと思います。ちなみにゴールアシストに通っている子の親の熱量はすごいです。親も真剣です。まるで中学受験をする子の親のようだと感じました。
昔は高校や大学サッカーからプロ選手になるのが一般的な流れでしたが、いまは下部組織から育成していく流れになっているので、サッカー進路も中学受験のように親と子が一体となって乗り越えて行くべき壁になっているのかもしれませんね。
セレクションを目指す子は親も熱心な家が多い
ゴールアシストに限らず、こう言ったセレクションを目指すような子が集まるスクールは親も熱心な家が多いです。
私は「本人がやりたいなら送迎するさ〜」という比較的ゆるいスタンスなので、親の熱量にはいつも圧倒されています。
特に食事に気を使っている家が多かった
ゴールアシストのセレクションキャンプに参加する度に感じたのが、食事やリカバリーに気を使っているお家が多いという印象でした。
ゴールアシストでも中学生のコースからアスリートに特化したお弁当を提供するサービスがあったりしますが、上を目指すためには小学生時代から食事に気を使うことを求められます。
タンパク質をしっかり補給できる食事などスポーツ栄養の勉強も欠かせませんが、多くの親御さんが意識されているのが30分以内の食事ですね。これは意識するだけでできることなので、セレクションを目指すならば徹底したいポイントです。
そう言えば、セレクションキャンプの練習後はみんな何かを飲んでいました。
- クエン酸を飲む子
- プロテインを飲む子
- サプリメントを飲む子
ご家庭の考え方によって飲んでいるものは様々でしたが、みんな次の日の練習に備えて、何かしら飲んでいた事に、当時の息子も私も驚いて帰ってきました。
「プロになりたい!」という意識の子は、身体の事にも気を使っていることを目の当たりにした瞬間でした。
これをきっかりに、わが家でも栄養と体のリカバリーについて考えるようになりました。
24時間365日こどもの食事のことなんて考えてられませんから、私はアミノ酸サプリメントも併用しています。プロテインよりもアミノ酸の方が吸収がいいので、効率的に身体の回復や成長サポートをしてくれるのでオススメです。
↓検討を重ねた上で、私がわが家で愛用しているのはこのサプリメントです。アミノ酸の数が17種類ととても多く配合バランスがいいので助かっています。
たくさんのサプリメントと比較しましたが、ここまでバランスよく配合されているサプリメントは他には見つかりませんでした。
まとめ
ゴールアシストの評判が悪いと感じた方は、言葉を選ばず言えばゴールアシストの使い方が甘かったのかなぁと思います。
質問すればコーチも丁寧に教えてくれますし、自分からどんどん行く姿勢があればゴールアシストは子供を伸ばしてくれる場所だと思います。
ちなみに評判がいいと言われているバルサのスクールですが、息子もセレクションを受けてしばらく通っていたことがあります。確かに上手な子がいて刺激になりましたが、息子にはゴールアシストの方が合っていたようです。
スクールもキャンプも、コーチとの相性やスクールの指導方針との相性が必ずあります。お子さん自身が「ここだ!」と思える場所でサッカーをするのが一番伸びるのではないでしょうか。
セレクションを受けるのはお子さんです。お子さんが一番自信を持ってセレクションに臨める環境を作って上げることが親にできる唯一のことかなぁと思っています。