パナソニック衣類乾燥除湿機F-YC120HTX【5人家族レビュー】

雨の日の洗濯物は悩みの種。

梅雨時期なんて朝から最悪の気分ですよね。

困り顔ママ

雨続きで洗濯物がなかなか乾かず、洗濯物が臭いと子供からクレームが…

困り顔ママ

夜、洗濯した服が乾かない!朝からまた着なくちゃなのに…

あー、もう!なんとかしたいッ!!

そこで、悩んだ末に衣類除湿乾燥機を購入しました。

安い買い物ではないのでネットで情報収集をして、
電気屋さんの店員さんにじっくり話を聞いて吟味した結果
パナソニックの衣類乾燥除湿機【F-YC120HTX】を購入しました。

実際に1年間パナソニックの衣類除湿乾燥機を使用して感じた
メリットとデメリットを包み隠さずお話させていただきます。

試したのはこんな人

わが家は、
父、母、中学生(男子)、小学生(女子)、園児(男子)の5人家族です。

毎日の洗濯物の量はこのカゴに2杯分。

毎日最低2回、洗濯機を回しています。

子供3人+夫がサッカーをやっているわが家では、
夜に洗濯して早朝にはユニフォームが乾いていないと困る!
ということが多々あり、その度に母は泣き泣き洗濯します…。

衣類除湿乾燥機を導入する前の雨の日の洗濯は、
タオル類はドラム式洗濯乾燥機で乾かし
それ以外は浴室乾燥機で乾かしていました。

でも、梅雨時期にこのコンビを毎日使っていたら
電気代がハンパないことに…。

子供のサッカーの試合が連日になる場合などは夜に洗濯しています。

家族全員がお風呂に入り終わってからでないと洗濯が干せないので
私の就寝時刻は遅くなり寝不足ぎみの母。

節約しながら洗濯をラクにすることを期待して、
衣類除湿乾燥機を購入しました。

パナソニックの衣類除湿乾燥機を選んだ理由

衣類除湿乾燥機を購入する際に、私が期待したのは次の3つのことでした。

洗濯物が多くても乾く

パナソニックの衣類乾燥除湿機【F-YC120HTX】は、
除湿可能面積の目安が25畳、衣類乾燥は2kgなら約75分と
スペックの高めです。

ワイド送風可能で、幅165cmまで風が届くというのも魅力でした。

電気代を節約したかった

電気代が高いことに悩み調べていたら、
浴室乾燥機はドライヤーを何時間も付けっ放しにしているのと
同じくらいの電気代がかかることがわかりました。

そうは言っても、雨の日でも洗濯をしないわけには行きません。

そこで、衣類除湿乾燥機を使うことを思いつきました。

【F-YC120HTX】はハイブリット式の衣類除湿乾燥機なので
デカント式の除湿機乾燥機よりも電気代の節約になりました。
(具体的なことは、下でお伝えしています。)

室内やクローゼット除湿にも使える

購入するときは気にしてなかったのですが、
実際に購入してから便利だなぁと感じたのが押入れ乾燥です。

押入れやクローゼットを開けた状態にして、
前に衣類除湿乾燥機を設置して稼働させれば梅雨場の衣類や布団の除湿もバッチリ。

今まで昔ながらの除湿剤を使っていたのですが、
気が向いた時に除湿器をおいて除湿でした方が
しまっておいた布団がふかふかしている気がします。

除湿剤を交換するのが面倒だったので助かっています。

実際にF-YC120HTXを使ってみて感じたこと

速乾機能75分で乾くってホント?

説明書を見ると、
約2kgの洗濯物なら【速乾モード】で75分で乾くそうです。

実際には、生地の厚さなどにもよるでしょうが、
75分で洗濯物が乾くのはありがたいですよね。

説明書に記載されていた約2kgの洗濯物の例は、
Tシャツ3枚、Yシャツ2枚、パジャマ組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚でした。

いわゆる単身者の洗濯物という感じです。

一人暮らしの方の洗濯物量で、
速乾モードで1時間半弱で乾いてしまうということになりますね。

5人家族のわが家では
日常使用では洗濯物が2kgなんてパターンは稀ですが、
いつもの洗濯量(カゴ2つ分)を一度に干しても1日あれば乾きます。

朝干せば夕方までには乾くイメージです。

実際にご覧いただく方がわかりやすいので、
ある日の我が家の洗濯風景をご紹介します。

こちらが洗濯カゴ2個分の洗濯物を干した様子です。

衣類除湿乾燥機の乾燥設定は、
【おまかせモード】【風向左右:ワイド】【風向上下:全方向
にしています。

速乾モードは早く乾きますが電気代がかかってしまう為
速乾モードの50%の電力で乾く【おまかせモード】を使っています。

ワイド設定にしておけば、
除湿の端から80cm離れたな場所の洗濯物にも風が当たっています。

生地が厚めの服は除湿機の前、乾きやすい服は端の方に干しています。

手前の洗濯物はだいたい3時間くらい乾きます。

後ろの方に干している洗濯物や、
洗濯物の間に干しているタオルは乾きにくので
家にいるときは手前の洗濯物と場所を交換して対応。

外出している時にはそのままですが、
間に干したバスタオル以外は夕方までにはほぼ乾いています。

バスタオルは乾きにくいので、
いつも乾いた洗濯物を取り込んでから追加乾燥です。

きっと天吊りタイプの室内干しハンガーなんかを追加すれば
もっと乾きやすくなりそうですが、
現状の乾き具合でも十分満足しています。

F-YC120HTXを使って節約にはなったか?

気になるのが、
衣類除湿乾燥機を使い始めて節約になったのか?
ではないでしょうか。

結論から言えば、節約になりました。

以前の浴室乾燥機&ドラム式洗濯乾燥機コンビの時よりも
月の電気代が2,000円ほど安くなりました。

わが家のようにサッカーのユニフォームなどが多く
年がら年中洗濯している家にとっては
衣類除湿乾燥機は節約の大きな味方になるようです。

月2,000円→年間24,000円の節約。

衣類除湿乾燥機が約60,000円。

わが家のように洗濯物が多い家であれば
3年使えば元は取れます。

そこにいつでも洗濯できるラクさと、
部屋やクローゼットの除湿もできるという部分をプラスして考えれば
購入して正解だったと思っています。

逆に、洗濯が少ない方だとラクにはなると思いますが、
節約という面では大きな節約にはならないかもしれません。

部屋干しでも臭くならない

パナソニックの衣類除湿乾燥機には、ナノイーXが搭載されています。

ナノイーXは、臭い抑制スピードがナノイーの10倍。

【F-YC120HTX】で衣類乾燥するとナノイーパワーで服が臭くなりません。

正直、あまり期待していなかった機能だったのですが
部屋干しでも服が臭くならないのは助かっています。

浴室乾燥機を使っていても、服が乾く前に止まってしまうと
服が湿気った匂いになってしまいましたが
今はそう言った心配もなくなりました。

ナノイーパワーは、クローゲットや押入れ乾燥でも大活躍しています。

衣類除湿乾燥機は型落ちでもイケる!?

2021年5月現在、【F-YC120HTX】の後継機【F-YHUX120】が登場しています。

【F-YC120HTX】と【F-YHUX120】の大きな違いは、
風を送る場所(ルーバー)が2つに別れたことです。

ルーバーが別れたことで風を様々な方向に送れるようになり
洗濯物がより乾きやすくなったようです。

また、季節モードとして【梅雨モード】と【冬モード】が追加されました。

梅雨モードは衣類乾燥が終わったら、自動で除湿モードに切り替わり
お部屋の除湿をしてくれるそうです。

冬モードは部屋の空気が乾燥しすぎないように調整しながら
衣類乾燥をしてくれるよう。

2020年モデルの【F-YC120HTX】よりは進化しています。

でも、衣類除湿乾燥機は毎年モデルチェンジをしていて新商品がでますが、
実はそこまで大きなモデルチェンジはないと言われています。

エアコンなどは、新しい商品の方が省エネで暖房冷房効率もよかったりします。

でも、衣類除湿乾燥機はエアコンほど新しい商品の方がいい!
というものではありません。

正直、あんまり変わらないことも…

専門家には「いや、違う!ココがこーなって…」なんて怒られてしまうかもしれませんが、
私のような素人が使う分には違いなんて対して感じないレベル。

型落ち商品だと値段も少し安くなっていますので、
新商品よりも少しくらい機能が落ちてもいいよねという方は型落ち機種を狙うのも一つの方法です。

と、こそっと近所の電気屋さんが教えてくれました。
(ご近所の電気屋さんは子供とお散歩を兼ねてよくお邪魔しています。
ポツポツと色々買っている間に仲良くなってしまいました。^^)

スペックが大きく変わらないということは
一度購入してしまえば長く使ってもあまり変わらないということです。

一回買えば、かなり使い倒せるので家に一台持っておくと
梅雨の時期も怖くありませんね。

これから購入するにあたり【F-YHUX120】で迷われているのであれば
新製品の【F-YHUX120】の方がいいのは間違いないですし
定価であれば同じ値段ですので、【F-YHUX120】を購入する方が
いいと思います。

でも、もし【F-YC120HTX】が売れ残っていて安く買えるのであれば
【F-YC120HTX】でも全く問題なく使うことができますよ。

ちなみに、Amazonや楽天では
新型モデルも昨年のモデルも同じくらいの価格でした。

同じ値段なら新型モデルの方がお得だと思います。

パナソニックのハイブリット式衣類除湿乾燥機には
3つのタイプがあります。

◆43畳タイプ
最大除湿能力 20L/日(衣類乾燥時間 約58分)
◆25畳タイプ
最大除湿能力 12.5L/日(衣類乾燥時間 約75分)
◆16畳タイプ
最大除湿能力 8.5L/日(衣類乾燥時間 約97分

価格はそれぞれ、

◆43畳タイプ→8万円
◆25畳タイプ→6万円
◆16畳タイプ→4万8千円

くらいです。
(2021年5月現在 Amazonより)

5人家族の洗濯物量でしたら25畳タイプで十分でした。

次に買い換えることがあっても
(5人家族な限り)25畳タイプを購入すると思います。

衣類除湿乾燥機選びの参考にして頂ければ嬉しいです。

↓私が調べた限り、Amazonが最安値です。(2021年5月27日現在)