思春期の子どもの難しさは、子育て最大のハードルかもしれません。それはサッカーをやっている男の子女の子も同じです。
・言葉使いが乱暴になった
・こちらの話を聞いてくれなくなった
・目標に向かえていなそう…
お子さんにこんな様子が見られるようになったら、反抗期の合図です。
早めに対策を打っておかないと、取り返しがつかない事になることもあります。
中にはサッカーに気持ちが向かわなくなり、辞めてしまう子も…。
今回は、サッカーをしている子供の、反抗期の乗り越え方をご紹介しています。
思春期はサッカーでも大切な時期
一般的に思春期は、11歳後半〜18歳頃までと言われています。
そうです!
サッカーの技術がめちゃくちゃ伸びる時期です!
身体もぐっと成長し、論理的な思考ができるようになるので、戦術理解も深まりプレーに幅が出てきます。
思春期の微妙な心理状況のために、反抗的な態度をとってしまうのが反抗期です。
思春期、反抗期をどう過ごすかが、今後のサッカー人生、ひいては人生そのものに大きな影響を与えと言っても過言ではありません。
子ども達に、のびのびと楽しくサッカーができるメンタルと、微妙な心理状況を受け入れ乗り越えるチカラを与えてあげられる家庭環境づくりをしてあげられたらいいですね。
サッカーっ子の反抗期の乗り切り方(男女共通)
子供が話をしてくれなくてもめげない
反抗期の子の中には、親との接触を避けようとする子もいます。
親に乱暴な言葉を使ったりすることもあるかもしれません。
でも、決して子供から目を話さず、向き合ってあげて欲しいです。
アグネス・チャンさんが息子さん達に
「イライラするのはホルモンのせい。あなたのせいでも、お母さんのせいでもない。全部ホルモンのせい!」
と伝えていたと以前テレビで語られていました。
私もマネして、これは子供たちに伝えました。
そして、どんな時も味方であることも伝えました。
親は思春期や反抗期で敵対する相手ではなく、一緒に乗り越える仲間であると最初に植え込んでおくと、こちらの言葉が子供に通りやすくなります。
いけない事はしっかり指摘する
反抗期だから仕方がないと、子供の間違った行動を野放しにするのは避けた方がいいですね。
間違っていることは、子供に理解してもらう必要があります。
ある日息子が、私に向かって
「うっせー、だまれ」
と言ったことがありました。
私は、できる限りの満面の笑みで
「えっ?今のよく聞こえなかったけど、なんて言った?聞き間違まちがえだよね~???」
と返すと、息子はヤバイと思ったらしく
「すみませんでした…」
と大人しくなったことがありました。
息子の性格からして、冷静に諭すよりも少しおチャラけながらもいけない事だと伝えた方が響くなと思ったので、この方法を取りました。
娘は真面目な性格なので、冷静に
「それは悲しいので辞めて欲しいな…」
と言った方が響きました。
お子さんの性格によって、響く言葉は変わると思います。
言葉が見つからない場合には、この2つの言葉を試してみてください。
親はサポーターでありスポンサーであると伝える
ドリブルデザイナーで有名な岡部さん。
そして、岡部さんの企画でよくご一緒させれている最強DFしょうごボスさんをご存知でしょうか?
以前、しょうごボスさんが、親への振る舞いについてツイートされていました。
親は自分のファンでありスポンサーと考える事ができる。別に大事にしろなんて事は言わないが恐らく親への振る舞いが本当のファンやスポンサーへの振る舞いと似てくる事がある。こんな話を誰かに聞いた事がある。
— 最強DF(しょうごボス) (@shogo19820403) November 9, 2021
これ、日頃か私が子供たちに言い聞かせていた内容だったので驚きました。
すぐに子供にたちにLINEで送りました。笑
親はサポーターであり、スポンサーであり、時にトレーナーであり、マネージャーであり、専属シェフです。
反抗期バリバリの態度をとられたら、
「プロサッカー選手になったときに、あなたはあなたのサッカーを支えてくれる人に横柄な態度をとる選手になるのですか?」
と言ってやればいいのです。
サッカーができることは、決して当たり前のことではありません。
応援してくれる人がいるからできます。
それを思春期の時期にしっかりと理解しておくことは、人生のプラスにこそなれ、マイナスになることはないと思っています。
思春期男子に効果的だった声掛け
男の子は、人に認められたい欲求が高いような気がしています。
そこで、褒めることをより意識しました。
反抗期って、子供の態度にこちらもイライラしてしまい、ついつい小言も増えがちなんですよね。
男子は小言を嫌います。
何か行動して欲しいときには、
「○○してくれると助かるんだけど…」
と言うようにしています。
また、アドバイスや注意をするときも、
「○○はとっても良くて驚いちゃった。さすがです。□□はこうしてみたらどう?」
と褒めてからアドバイスするようにしてました。
あとは、過度の心配されるのを嫌う傾向もあったので、
「人間性がしっかりと出来てるから、何をしても成功出来ると思ってるよ。母は何も心配していません。自分の信じる道を生きろ!」
と伝えています。
これは男女共通していることですが、親には見ていて欲しいけど、口を出して欲しくないのが思春期です。
見ているよ、でもあなたを信じているから過度に口は出さないよ。
というスタンスでいると、子供側もこちらに歩みよりやすいようです。
これを実践してからは、反抗期前よりも会話が増えました。
思春期女子に良かった言葉がけ
女の子は、脳の作り的に全体像を知っていると、安心して行動に移せるという特徴があります。
そのため、男子への声かけにプラスして、最初に全体像を話すことを意識していました。
例えば、勉強に関してでしたら、
「高校以降でもサッカーを続けるつもりがあるなら、勉強がネックにならないように成績にも気を抜けないね。自分で高校を選びたいなら入試で何点欲しいね。そのためには、普段のテストから○○点以上は取っておきたいね。
サッカーで忙しくて時間がとれないけど、毎日どんな風に過ごせばいいかな?」
と先々の話をしてだいたいの全体像を把握させてから、今とるべき行動を考えさせていました。
全体像は親と一緒に考えますが、具体的に方法は子ども自身に決めさせます。
もちろん親がうまく誘導しますが、表面的には「子供自身が自分で決めた」と思っていることが大切です。
女の子はしっかり者なので、やるべき事がわかっていればコツコツこなせます。
思春期こそ親子の絆を深めるチャンス
思春期や反抗期は、これまで以上に子供と仲良くなれるチャンスです。
特にサッカーをやっている子は、親のサポートの有難みを感じる時期でもあります。
普段からコミュニケーションを取る事を意識していれば、大きな反抗期に悩むことも少ないのではないかと思います。
あっ!反抗期!
と思う出来事があったらチャンス到来。
サッカーも心も成長して、大きく羽ばたいて欲しいですね。
そして、もちろん身体のケアも忘れてはいけない時期。この時期のケガは致命傷になることもあるので、毎日のコンディショニングには気を使っても使い過ぎることはないくらいです。
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