新しいスパイクやトレシューに変えたら足の小指が痛い!と感じたら試していただきたいのが、
- 揉んで形をつくる
- シューズストレッチャーで伸ばす
- シューキーパーで休ませる
の3つです。
スパイクやトレシューって、ランニングシューズなどよりも硬い作りになっていますし、靴の横幅が狭く感じられることも多いものです。しばらく履いてたら伸びるかなぁと思って買っても、なかなか伸びず痛みに耐えながら履いている方もいます。
足が痛いとパフォーマンスが落ちるのはもちろん、足の成長にも響く可能性がありますので、しっかり対処したいですね。
スパイクやトレシューに小指が当たって痛くなる時の、自宅でできる対処法をそれぞれ詳しくご紹介します。
スパイクで小指が痛くなりやす人へ【試して欲しい3つのポイント】
揉んで形をつくる
新しいシューズを買ったらそのまま履くことが多いと思いますが、まずは形を作ってあげることが大切です。
小指が痛くなる場合には、この作業が足りていないことが多いです。
やり方は簡単です。シューズの内側と外側を軽く揉むだけです。うちの息子はちょっと足が広めなので、内側を1分くらい、外側を30秒くらい揉みます。
ポイントは内側をよく揉むことです。
・購入したてのシューズは内側が足の方に倒れ気味になっていることが多いです。このままでは足の小指が痛くなりやすいので、内側の部分をちょっと外側に押し出すような形で揉みます。
小指が痛いと外側(小指側)を伸ばそうとしがちですが、まずは内側の形を整えてみてください。
*つま先とかかとは揉みません。
シューズストレッチャーを使う
シューズを揉んでも小指の痛みが取れない場合には、シューズストレッチャーを使ってシューズの形を足の形に補正していきます。
シューズストレッチャーには付属でピンポイントに広げたい箇所に取り付けるダボがついています。小指が来るあたりにダボを差し込んで、シューズストレッチャーをセットし2日間くらい置けばシューズが広がっています。
シューズストレッチャーはネットで2,000円くらいで購入できます。もっと購入品もありますが、2個セットで2,000円くらいの物で十分使えています。「靴の調整やさんになる!」という訳でなければ、このくらいの価格帯のものでいいのかなぁと思います。
シューズストレッチャーにはプラスチック製と木製がありますが、私は木製を使っています。理由は以前プラスチック製のシューズストレッチャーを壊したことがあるからです…私の使い方が良くなかったことは大前提なのですが、プラスチック製の方が力を入れた時に割れやすいのかなぁと思います。
木製のシューズストレッチャーは割れにくいですが、使っているうちに木屑が出ます。まぁ、使用後にちゃんと木屑を掃除機などで吸い取れば問題ない範囲なので、私は木製のシューズストレッチャーを使っています。子供も使うので、壊れにくいのが第一という考えです。
シューキーパーを使う
スパイクやトレシューを履いた後は、シューキーパーを使ってシューズを休ませてみてください。
履いた後のスパイクは汗でムレムレの状態。もし、そのままシューズケースやシューズ袋に入れてリュックの中に放置なんてしたら、あっという間にシューズの形が崩れてしまいます。
シューズの形の崩れは足の痛みに繋がることも多いので、スパイクやトレシューを使用したら帰宅後にシューキーパーを使って形を整える習慣をつけておくと、シューズの持ちもよくなります。
先ほどご紹介したシューストレッチャーは、シューキーパーとしても使えますので1つ持っていると重宝します。
わが家では、サッカーから帰ってきたら手を洗う次にスパイクやトレシューを玄関にだし、シューズの中に消臭スプレーを吹き付けて、シューキーパーを入れて乾かしています。
最初は面倒なんですよ、この作業…。でも慣れるとコンディションのいいシューズでプレーできる方にメリットを感じるようです。スパイクやトレシューの臭いにも悩まされなくなって、親も大助かりです。
シューストレッチャーの使い方
シュースストレッチャーって、あまり身近でない方も多いと思います。私も最初に知った時には、「なにこんなのあんの!?」と驚きました。
シューストレッチャーは使い方も簡単です。
- スパイクやトレシューの中にシューストレッチャーを入れてみて、足が痛い部分とダボを入れる場所を合わせる。(目安をつける)
- 一度シューストレッチャーを抜いて、ダボをつける。小指が痛い場合には、まずは写真の位置で試してみてください。
- シューストレッチャーを靴の中に入れて、内側のネジを回してかかとの部分を合わせ、外側のネジを回して横幅を広げていく。横肌を広げる時は、少しずつ広げていく。
- 24時間後にシューストレッチャーを外して様子をみる。伸びが足りないようなら追加で24時間ストレッチャーを着けておく。
*必ず靴の中にシューストレッチャーを入れてからストレッチャーの幅を広げます。何もないところでシューストレッチャーを広げ過ぎると壊れます…
シューストレッチャーで小指部分を広げたら、小指の圧迫感がなくなったよ!
新しいスパイクを買ってあげないとかなぁと思ったけど、シューストレッチャーのおかげでまだまだ使えそうです。お財布にも優しい。
まとめ
スパイクやトレシューで小指に圧迫感を感じたり、痛くなったら…
- シューズの内側の型をチェックして靴を揉む!
- シューストレッチャーでシューズの横幅を広げる
- シューキーパーで靴を管理する
スパイクの幅が合わなくて泣き寝入りする前に、ちょっと手を加えるだけで足にぴったりのスパイクをつくることができます。
靴の基本は、足の形に合わせて履くことです。
本当はプロのシューフィッターさんに見てもらってスパイクやトレシューを購入し、調整してもらうことですが、実際にはサッカー用品専門店やスポーツ用品店で購入することがほとんどで、シューフィッターさんに購入したスパイクを調整sしてもらうことは少ないと思います。
でも、自宅で簡単にスパイクの幅を調整することは可能です。
とっても簡単なので、お手持ちのスパイクやトレシューを諦める前にぜひお試しください^^